イメージ画像

玉ねぎで生活習慣病予防?玉ねぎが秘める健康パワーについて知りましょう。




玉ねぎで生活習慣病予防

150615-1

安くて用途が広く便利な野菜である玉ねぎ。

生でサラダにしても良いし、炒めても揚げても良いので、
家に必ずあるという人も多いのではないでしょうか。

そんな便利で身近な玉ねぎですが、
実は驚くべき健康効果を持っているんです。

玉ねぎの健康効果の1つ目は生活習慣予防です。

玉ねぎには硫化アリルという成分が含まれています。

玉ねぎを切った時に目にしみて涙が出ますよね。

これは硫化アリルのせいです。

硫化アリルは血液の凝固を遅らせる作用があります。

血液が固まりにくくなるということは、
血液内に血栓ができにくくなる。

つまり血液がサラサラになるということです。

血液がサラサラになれば、
血管壁への負担を軽減することができます。

また、硫化アリルにはコレステロールの代謝を
促進する作用もあります。

血液サラサラ&コレステロールの代謝促進作用で、
動脈硬化を予防することができるんです。

動脈硬化を予防できれば、脳梗塞や脳卒中、
心筋梗塞などを予防することができますよね。

玉ねぎで精神安定

130626-1

玉ねぎには精神安定の効果もあるんです。

精神安定にも、硫化アリルが関わっています。

玉ねぎのあの独特の臭いの源である硫化アリルは、
高ぶった神経を鎮めてくれて、
精神安定に役立つ作用があるんです。

さらに、硫化アリルは
疲労回復効果のあるビタミンB1の吸収を促進したり、
新陳代謝を活発にしますので、疲労回復にも役立ちます。

また、玉ねぎを枕元に置いておくと、
硫化アリルの鎮静効果でグッスリ眠ることができるんです。

ですから、鎮静効果と快眠効果、
疲労回復効果がある玉ねぎは、
イライラした時やストレスが溜まった時などの精神安定には
ピッタリの食材なんです。

玉ねぎでポリフェノール摂取

130617-1

玉ねぎの健康成分は硫化アリルだけではありません。

玉ねぎにはケルセチンというポリフェノール
含まれているんです。

ケルセチンは、体内の毒素を封じ込めるデトックス効果と
血管内皮機能低下の改善効果があるんです。

血管内皮機能は食後一時的に低下することがわかっていますが、
この血管内皮機能低下を抑制することで
血管の機能を正常に保つことができます。

もちろん、ポリフェノールの代名詞である
抗酸化作用もきちんとありますし、
脂肪の吸収抑制や脂肪の体外への排出、
アレルギー症状の抑制などの効果も期待できます。

ただ、このケルセチンは玉ねぎの皮に含まれていますので、
普通に食べるだけでは摂取できません。

丸ごと洗って野菜スープの出汁として使ったり、
乾燥させてお茶として飲むと良いでしょう。

健康に良くて安くておいしい玉ねぎ、
今日からは皮まで有効活用して、
玉ねぎの健康パワーを最大限に摂取しましょう。





タグ



2015年6月15日 | カテゴリー:食生活

あわせて読みたい関連記事