嘘か誠か、「見るだけで食欲が低下する絵画ダイエット」。一体どういうメカニズムなの?
嘘か本当か、見るだけで食欲が落ちる絵画
ダイエットに悩む人は、多いですよね。
それは、あきる事なく発売される
ダイエット本を見ていれば分かります。
もし、どんな人にも効果があるダイエット本が発売されたら、
その時点で、ダイエット業界が終了してしまうからです。
もう、その一冊さえ、繰り返し印刷すればいいんですから、
新しい本は要らなくなるわけですもんね。
そんな理由で、花盛りのダイエット業界に、
新しいダイエット方法が生まれました。
それが、嘘か誠か、
「見るだけで食欲が低下する絵画ダイエット」なのです。
見るだけで、食欲が落ちてくる絵画って、どんなカラクリ?
みるだけで食欲が落ちてくる絵画なんて、
どういうメカニズムなのでしょう。
もちろん、この絵画は、人が嫌悪感を催すような
不快な絵が描いてあるわけでも、
恐怖心が湧くような絵が描いてあるのでもありません。
それは、抽象画のようで、
キャンバスの中央に黒のペンキが一色、
左側に黄色のペンキでL字のような絵があります。
これだけ聞くと、?という感じになるでしょうが、
実際に見ても?になります。
説明によると、この抽象画を1日2~3回、
全体で5分程度見れば、食欲がおさえられるそうです。
この食欲が落ちる絵画には、科学的な根拠があるのか?
見ている分には、「?」を完全に取り去る事が出来ない
食欲が落ちる絵画ですが、
それにはちゃんと理由があります。
黒い色は、東洋医学で言う所の、
肝臓を表し、黄色は胃腸を表しているのだそうです。
つまり、この絵画は、黒と黄色を視覚的に見せる事で、
内臓を動かして、満腹感を感じさせるのです。
結構、馬鹿に出来ない色の効果
黄色と黒で、思いだした人は勘が良い人だと思いますが、
これ、栄養ドリンクに多い色使いですよね?
そう、実は、ドリンクメーカーは、
色による消費者への影響を調べているのです。
例えば、風邪薬は、
赤や肌色のような暖色系の色が多くなっていて、
それは、体を温める効果があるからです。
逆に、清涼飲料の場合には、
水色や白のような爽快感がある、寒色系の色が多いのです。
それは、見るからに涼しい、
爽快な印象を与えて、
消費者の購買意欲を高めているのです。
また、ファストフード店の色使いに赤が多いのは、
お客様を落ち着かない感じにさせて、
集客率を高めるのが理由にあります。
見るだけで、食欲が落ちる絵画の効果は、
個人差があるとは思いますが、
全く、根拠が無いわけではないのです。