イメージ画像

原因不明の嘔吐や腹痛。子供に多い「自家中毒」を知りましょう。




子供に多い自家中毒とは?

140516-1

昨日までは元気だったのに、
突然繰り返し嘔吐したり、腹痛を訴え、
4~5日でまた元気になるというパターンを
繰り返しているお子さんはいませんか?

それは、自家中毒かもしれません。

「自家中毒」と言っても、食中毒とは関係ありません。

自家中毒は、「周期性嘔吐症」
「アセトン(ケトン)血性嘔吐症」
とも呼ばれているもので、嘔吐や腹痛が主な症状ですが、
そのほかに食欲不振や倦怠感、頭痛、吐き気、
顔面蒼白などの症状も現れます。

「アセトン(ケトン)血性嘔吐症」
という名前からもわかるように、
自家中毒が起こっている時は、
血中のケトン体(アセトン)の濃度が
高い状態になることで上記のような症状が
起こることがわかっています。

子供に多い病気で、2~10歳頃に好発します。

10歳以降になると、体の筋肉量が増えて、
体に必要なブドウ糖の量が少なくなるため、
発症しにくくなると言われていますが、
稀に大人でも自家中毒を発症することがあります。

自家中毒の原因は?

140407-2

自家中毒は、血中のケトン体濃度が
上昇することで起こると言われていますが、
なぜケトン体の濃度が上昇するのかは、
まだ解明されていません。

ケトン体の濃度上昇の引き金になると言われているのが
寂しさや不安、緊張、ストレスなど
精神的なトラブルです。

運動会やピアノの発表会など緊張する行事の前になると、
体調を崩しやすい子供がいますよね。

これは、自家中毒が原因と考えられています。

不安や緊張などが引き金となり、
自律神経のバランスが乱れて、
ケトン体の濃度が上昇するのです。

また人によっては、
症状を起こしやすい食べ物があります。

アイスクリームやシャーベットなどの冷たいもの、
みかんやグレープフルーツなどのかんきつ類、
チョコレートなどカフェインが入っているもの、
レトルト食品など化学調味料が入っているもの
などを食べると、
自家中毒を起こしやすいと言われています。

自家中毒になったら

131023-3

自家中毒の症状が現れたら、
まずは脱水症状を予防するために、
水分補給をさせましょう。

糖分を一緒に補給できる
スポーツドリンクがおすすめです。

また、お子さんの食べたいものを
食べさせるようにすると良いでしょう。

水分を飲ませてもすぐに吐いてしまう、
ぐったりとしているなどの場合は、
脱水症状が進んでいますので、
すぐに病院を受診してください。

また、精神的なケアも必要です。

安心できる大人のそばで休ませること、
吐いた後の心のケアを行うこと、
子供の訴えをじっくり聞いてあげること、
周囲の大人が自家中毒を理解することなどが大切です。

また、学校や保育園などにも自家中毒を
起こしやすいことを伝えておくと良いでしょう。





タグ



2014年5月16日 | カテゴリー:子供の病気・健康

あわせて読みたい関連記事