気になる「ドライアイ」。ドライアイになる原因と、その予防法とは?
ドライアイの症状
ドライアイは様々な要因によって、
涙液の分泌量が少なくなったりすることにより、
目の表面が乾きやすくなってしまい、
角膜や結膜に影響を与えるものです。
現代人、特にデスクワークの多い人は
かなりの確率でドライアイの症状があると
言われていますが、症状を自覚していても、
放置している場合が多いのが現状のようです。
主な症状としては、パソコンやゲームなどを
しているときに瞬きが減ってしまい、
涙液が減ってしまうために起こる目の乾き、
涙が減ってしまうことにより目がゴロゴロするような異物感
また、目が乾くことにより瞬きが多くなり疲れ目になったり
目が重く感じたり充血したり、
時には視力が落ちてきたりすることもあります。
目が乾くだけでなく、目が乾くことにより
さまざまな影響が出てくるのがドライアイです。
ドライアイの原因
ドライアイになるメカニズムは
まだはっきりと解明されていない部分があります。
ドライアイにの原因となりうるものとしては、
パソコンワークに集中していて
自然とまばたきがおろそかになってしまうことや、
夜型で睡眠不足になり、
自律神経の働きに悪影響が生じてしまい、
涙液の量がすくなくなることや、
室内の冷暖房による乾燥で、
涙が蒸発してしまうことなど、
さまざまな要因が考えられます。
そして、ひとことでドライアイと言っても、
涙液の量が少ないのか、
量には問題ないけれどすぐ乾いてしまうのかなど、
色々な種類のドライアイがあり、治療法なども異なるため
病院に行ける人は行ってみたほうが良いでしょう。
ドライアイの予防
では、ドライアイにならないために、
どのようなことに気を付けなければならないでしょうか。
ポイントとしては、涙液が減らないようにすることです。
涙液が減らなければ、目は潤った状態を保てるので、
ドライアイを防ぐことができます。
パソコンで作業をしているときなどは、
ついつい集中してしまいがちなので、
1時間に数分でも休憩を取ったり、
意識的にまばたきをするようにすると良いでしょう。
目を使っている時間が長ければ、
それだけドライアイになりやすいので、
できる限り夜は早く寝て、
夜型生活の人はそれを改めることもいいことかもしれません。
睡眠不足も目の乾きを引き起こす原因になります。
また、コンタクトレンズを付けていると、
まばたきが少なくなりがちで、
すぐに目が乾いてしまします。
そのようなときは、
意識的にまばたきをすることも必要ですが、
目薬をさすことも有効です。
それでも症状が改善しない場合は、
病院を受診しましょう。
自分のドライアイの症状にあった治療法で
治療すれば症状の改善につながるのではないでしょうか?