今注目のミトコンドリア。ミトコンドリアの働きや活性化法を知りましょう。
ミトコンドリアって何?
最近注目を集めているのが、ミトコンドリアです。
ミトコンドリアという単語を聞くと、
理科の授業を思い出すかもしれませんね。
理科の授業で、ミトコンドリアは
人間の細胞の中にあるものということは習いましたが、
ミトコンドリアの詳しい働きなどは
忘れてしまっているかもしれませんね。
注目のミトコンドリアの働きについて、
もう一度確認しておきましょう。
ミトコンドリアは、ほぼすべての細胞内に存在していて、
二重膜構造で、独自のDNAを持つ細胞小器官です。
そして、大切なのはその働きです。
ミトコンドリアの働きは、
呼吸や脂肪代謝、エネルギー変換などです。
その中でも、エネルギー変換は重要なものです。
ミトコンドリアはATPというエネルギーを作っているのです。
ATP(アデノシン三リン酸)は、細胞の活動に必要なエネルギーで
生命活動の維持に欠かすことができません。
ミトコンドリアは、ブドウ糖や脂肪酸を代謝して、
ATPを作り出しています。
ミトコンドリアダイエットのメカニズム
ミトコンドリアがATPを作り出すということに注目して、
それをダイエットとして利用しようというのが、
ミトコンドリアダイエットです。
ミトコンドリアは、
ATPをブドウ糖や脂肪酸を代謝して作り出します。
このミトコンドリアを活性化させて、
ATPをたくさん作り出すようにすれば、
細胞の機能は活性化しますし、代謝がアップします。
基礎代謝がアップすれば、消費カロリーが増えますので、
自然にダイエットができるというわけです。
食事制限をしなくても、
自然にダイエットできるということは健康的ですし、
何より面倒でもなく楽ですよね。
ミトコンドリアを活性化させる方法
では、どうやったらミトコンドリアを
活性化させることができるのでしょう?
まずは、ミトコンドリアの天敵ともいえる
活性酸素を減らすようにしましょう。
カロリーオーバーは活性酸素を増やします。
何より、カロリーオーバーは脂肪になってしまいますよね。
朝、昼はしっかり食べて、夜は控えめにしておきましょう。
また、よく噛んで食べることも大切です。
早食いは活性酸素を増やしてしまいます。
ストレスも活性酸素を増やしますので、
ストレスは溜め込まないようにしましょう。
次にミトコンドリアを活性化してくれる
栄養素を積極的に取りましょう。
L-カルニチンやカプサイシンなどは、
ミトコンドリアを活性化してくれます。
L-カルニチンは牛肉や豚肉、
カプサイシンは唐辛子に多く含まれています。
また、サプリメントを利用しても良いでしょう。
そして、有酸素運動と無酸素運動を交互に行うと、
さらにミトコンドリアは活性化されます。
有酸素運動と無酸素運動の両方をやらなくちゃいけないなんて、
面倒くさいと思うかもしれません。
でも、ミトコンドリアを活性化させるだけなら、
有酸素運動を30秒、無酸素運動を30秒、
これを1セットとして1日3セットやるだけでOKです。
トータル3分だけですので、簡単にできますね。
ダイエット目的でなくても、
代謝をアップさせることは健康に良いので、
今日からミトコンドリアを活性化させてみませんか?