眼に良いとされている行動、もしかしたらそれは間違いかもしれません!
緑は眼に良い=ウソ!
仕事では勤務時間中にずっとパソコンに向かい、
プライベートではスマホを手放せず、
家に帰ったら寝るまでテレビはつけっ放し。
こんな生活をしている人は多いのではないでしょうか。
この生活がダメというわけではありませんが、
この生活をずっと続けていたら、眼に負担がかかりますよね。
ドライアイになったり、視力が落ちてしまいます。
でも、やっぱりパソコンもテレビもスマホも
手放すことはできません。
それなら、日常生活で眼に良いことを取り入れていきましょう。
でも、眼に良いとされている行動にはいくつかありますが、
それは本当に眼に良いのでしょうか?
まず、1つ目の眼に良いとされる行動、それは緑を見ることです。
「緑は眼に良い」、「緑を見ると視力が良くなる」
と聞いたことがありますよね。
でも、これは残念ながらウソです。
緑を見ると眼に良いというのは、科学的な根拠はないんです。
緑はリラックス効果がある色ですが、眼に良いわけではありません。
パソコンで仕事をしていたり、長時間の勉強で眼が疲れた時に、
窓の外の森林の景色を見ることで、リラックス効果を得られ、
近くを見ていた眼の緊張がほぐれるため、
このような噂が広がったのかもしれません。
緑は眼に良いわけではありませんので、
パソコンやスマホの壁紙を緑にしても意味がありません。
それなら、眼が疲れたと感じた時に、
数十秒間眼を閉じて休ませるようにしましょう。
魚は眼に良い=本当!
魚を食べると眼に良いと聞いたことがありますよね。
これは本当です。
でも、魚なら何でも良いというわけではなく、
DHAが豊富に含まれる青魚限定です。
青魚にはDHAが豊富に含まれていますが、このDHAが眼に良いんです。
DHAというと脳に良い成分というイメージがありますよね。
DHAは神経を発達・維持するのに必要な成分ですから、
神経がたくさん集まっている脳に良いというわけなんです。
でも、眼にも神経はあります。
眼で見たものを脳に伝えるために網膜や視神経が働いています。
網膜や視神経を維持するにもDHAは必要なんです。
眼を酷使して眼精疲労になったら、DHAを摂取すると、
眼精疲労が回復しますよ!
仕事や勉強で眼を酷使しているあなたは、
今日の夕食のメニューはイワシやサバなどの青魚にしてみませんか?
ブルーベリーは眼に良い=本当!
そして、眼に良いとされるものの中で
代表的なものがブルーベリーです。
ブルーベリーは眼に良い、これはもはや常識になっていますよね。
ブルーベリーにはアントシアニンという成分が含まれているので、
眼に良いんです。
アントシアニンはブルーベリーの紫色の色素です。
アントシアニンはロドプシンという
光に反応する成分の再合成を促してくれるんです。
ロドプシンは眼を酷使すると、減少していきますので、
ブルーベリーを食べるとロドプシンが増えるので、眼に良いんですね。
眼に良い食べ物はブルーベリーばかりが注目されていますが、
眼に良い成分であるアントシアニンはイチゴやラズベリー、
ナス、さくらんぼなどにも含まれています。
普段から眼が疲れていると感じているあなたは、
今日から目に良い行動を始めてみませんか?