気になるダイエット中の体重と体脂肪率。いつ測定するのがベスト?
ダイエット中の体重測定はいつ測る?
ダイエット中に欠かすことができないもの、
それは体重測定です。
体重が減っていれば嬉しいですし、
体重が前日より増えて入れば落胆しますよね。
体重は、ダイエット効果が数字化されてわかるものなので、
ダイエット中はその増減に一喜一憂する人も
多いと思います。
体重測定は、いつ行うのが正しいのでしょう。
例えば、500mlのペットボトルのお茶を飲めば、
その分体重は重くなりますし、
トイレに行って排泄した後は、
その分軽くなりますよね。
「できるだけ軽い時に測りたい」、
これがダイエット中の本音だと思いますが、
毎日の体重測定で重要なのは、
できるだけ同じ条件で測ることです。
同じ条件だったら、朝でも夜でも構わないのですが、
夜の場合、その日の食事量や活動状況によって、
体重が左右されやすいですので、
起床後にトイレに行った後が、
毎日同じ条件下で体重測定を行えますので、
体重測定は朝に行うのがおすすめです。
体脂肪率測定の仕組みは?
最近の体重計には、
体脂肪率を一緒に測れるものが増えています。
体脂肪率は、
身体の中で脂肪が占める割合がわかるものですが、
男性で25%以上、女性で30%以上が肥満と
言われています。
筋肉質の人は、体重が重くなりますが、
脂肪は少ないので、肥満ではないですよね。
体重だけではわからない肥満を、
体脂肪率が教えてくれるのです。
体脂肪率の測定の仕組みをご存知ですか?
体脂肪率は、身体に微弱の電流を流して測定しています。
筋肉と脂肪では、電流の抵抗に違いがありますので、
その差によって体脂肪率を測定しています。
体脂肪率を測るタイミングは?
体重測定は朝がおすすめですが、
体脂肪率はいつ測るのが良いのでしょう?
体脂肪計の製造元であるタニタによると、
食前かつ入浴前がおすすめで、起床後や食事後、
入浴後は2時間以上あけたほうが、
正しい数値を測定できるとのことです。
体脂肪率の測定には、
体内の水分が関係してくるためです。
そのため、激しい運動をした後は、
下痢や嘔吐、発熱時には正しい測定が
できないことがあります。
体重測定は起床後が良いけど、
体脂肪率測定は起床から2時間あけたほうが良いなら、
体重測定と体脂肪率測定を同時に行うなら、
一体いつが良いのでしょう?
タニタのホームページを見ても、
起床後の測定を禁止しているわけではありませんし、
「できるだけ同じ時間帯、同じ条件で測定すると、
時間による身体の変化に影響されない測定が行える」
と書かれていますので、
同じ条件になりやすい起床後で構わないと思います。
もしくは、就寝直前でも良いかもしれませんね。
正確な値にこだわりたい人は、
起床後と就寝前の1日2回測っても良いでしょう。
【体重・体脂肪率測定の注意点】
ダイエットを継続していく上で重要なのは、
体重や体脂肪率の値に一喜一憂しないことです。
これは、結構難しいことなのですが、
「ダイエットを頑張ったのに、体重が増えた」と思うと、
ダイエットのモチベーションは一気に下がります。
その日に体重が増えたのは、ただの誤差かもしれません。
モチベーションを保つために、その日の体重をメモして
グラフ化するようにし、長期的なスパンで、
体重や体脂肪率が減少傾向かどうかを
見るようにしましょう。