実は13番まで存在するラジオ体操。実はアメリカの保険会社が考案したものです
夏休みの思い出と言えば、ラジオ体操
私が子供の頃である30年前は、
町内会の活動というものが今以上に活発だったものでした。
それが、はっきりしてくるのが真夏のラジオ体操で、
朝の6時30分、あくびをしながら、
町内の原っぱに集まったものです。
夏休みの間位は、普段、
顔を合わせないご近所さんと同じリズムでラジオ体操は、
今、思えばコミュニケーションの一つでした。
最近は、真夏でも、そんなラジオ体操の声も聴かなくなり
寂しくなったな・・と思っていましたら最近、
ブーム再燃のようですね。
アメリカの生命保険会社が考案したラジオ体操
このラジオ体操、割と全体的な行事である事や、
その早朝からの長閑な田舎っぽい雰囲気から
日本初のように思えます。
しかし、実は、このラジオ体操の原型は、
アメリカの保険会社が1925年に考案したものだそうです。
生命保険会社は、保険者が健康でなければ、万が一には、
多額の保険金を支給する羽目になりますよね?
そこで、考えたのが、ラジオを通じて体操を行う事で
健康増進という事だったみたいです。
このラジオ体操は、日本でも受け入れられて、
昭和3年からは、放送されるようになりました。
実は、総合的な健康体操だったラジオ体操
早朝のラジオ体操を経験した事がある人ならば、
ラジオ体操第一が終わった直後に、
ラジオ体操第二が始まるのをご存じだと思います。
しかし、このラジオ体操、
1と2で終わるような短い体操ではありません。
実は1~13番までが存在していて、
これらを全て行うと有酸素運動、
筋トレ、バランス体操と総合的な運動になります。
これらを毎日、手を抜く事なく、行っていれば、
健康維持にもダイエットにも役立つのです。
簡単な動きだから、無理なく続ける事が可能なラジオ体操
ラジオ体操のメリットと言えば、
その動きがすっかりおなじみだというポイントがあります。
それ以外のストレッチだと、
複雑な動きを覚えなければいけないのが面倒臭いですし、
無理な体勢を維持して、逆に身体を壊してしまう
という危険性もあったりします。
しかし、ラジオ体操ならば、曲が流れれば、
何となく、体が動くんじゃないでしょうか?
これこそが、ラジオ体操が80年以上も、
日本で愛され活用されてきた秘密になるのかも
知れませんね。
さぁ、運動が苦手で、どんなストレッチも、
しっくり来る程に、やれた事がないあなた!!
今日からはラジオ体操で、早寝早起きして、
お手軽に、健康を手に入れてみませんか?