スマホの長時間使用で指が変形?スマホが与える健康への影響を知りましょう。
スマホで指が変形する?
いまや携帯電話ユーザーの半数以上が
スマートフォンを使っている時代になっています。
そして、スマホにしてからは
いわゆる「ガラケー」を使っていた時以上に、
携帯電話を使用する時間が増え、スマホを長時間使用し、
「中毒」や「依存」状態になっている人も少なくありません。
ただ、あまりにスマホを長時間使っていると、
健康に悪影響を及ぼすことがありますので注意が必要です。
スマホの長時間使用に影響の1つは、テキストサム損傷です。
テキストサム損傷とは、スマホを長時間使用することで、
指が変形したり、痛みやしびれが出る症状のことです。
スマホを長時間使用すると「指が変形?」と思いますよね。
でも、スマホを小指で支える持ち方をしていると、
小指がスマホに沿って変形してしまうことがあるんです。
骨まで変形してしまうことはほとんどありませんが、
スマホに沿って小指がへこんだり、
ペンだこのような状態になる人が続出していますので
気をつけましょう。
スマホ症候群にも注意
スマホの長時間使用による健康への影響の1つに、
スマホ症候群があります。
スマホを長時間使用していることで、首や肩に負担がかかり、
ストレートネックと言われる状態になってしまうんです。
ストレートネックになると、
さらに首や肩に負担がかかりますので、首や肩の凝り、
頭痛、吐き気、めまいなどが起こるようになります。
首こりや自律神経のバランスが崩れて、
副交感神経の働きを抑制しますので、
リラックスすることができず、
新型うつやパニック障害の原因になるとも言われていますので、
スマホ症候群を甘く見てはいけません。
ブルーライドで睡眠障害のリスクも
また、スマホの画面からは
ブルーライトという波長の短い光が出ています。
このブルーライトは、睡眠障害の原因になるんです。
特に就寝前にブルーライトを浴びていると、
睡眠のリズムが狂ってしまい、
なかなか寝付けない、夜中に目が覚めてしまう、
眠りが浅いなどの睡眠障害が起こりやすくなります。
さらに、最新の研究では、ブルーライトを夜中に浴びると、
空腹感を増幅させることがわかっています。
つまり、夜のスマホ使用は肥満につながるかもしれないんです。
小指の変形、首や肩の凝り、頭痛、新型うつ、
パニック障害、睡眠障害、肥満。スマホを長時間使用するだけで、
こんなにたくさんの健康リスクが出てくるんですね。
スマホがないと日常生活が成り立たない、
スマホを手放すことができないという人も多いと思いますが、
健康のことを考えて、
少しでもスマホの使用時間を減らすようにしましょう。
特に、就寝前2時間は
スマホを持たずに過ごしてみてはいかがですか?