しみとそばかすは違うもの？しみとそばかすの原因と対策を知りましょう。

しみの原因は？

鏡を見て、目じりなどにしみがあるのを見つけたら、
ショックですよね。

しみは女性の敵とも言える存在です。

美肌を損なうしみの原因は一体なんでしょうか？

しみの根本的な原因はメラニン色素です。

メラニン色素は紫外線によって生成されることは、
皆さんご存知だと思います。

でも、紫外線を浴びてもしみにならない場合も多いですよね。

それは、肌の細胞が正常に代謝され、
しっかりターンオーバーされることで、
生成されたメラニン色素が排出されれば、しみは作られません。

でも、ターンオーバーが追いつかないほど紫外線を浴びたり、
しっかりターンオーバーされなければ、
メラニン色素が沈着してしみになるのです。

若いときは肌のターンオーバーが盛んですから、
メラニン色素がしっかり排出されてしみになりにくいのですが、
加齢と共にターンオーバーが遅くなり、
メラニン色素が沈着しやすくなりますので、
しみができやすくなります。

また、にきび跡など炎症を起こしたことが原因の
炎症性色素沈着や加齢による老人性色素斑、
ホルモンバランスの乱れによる肝斑などもしみに分類されます。

このようにしみの原因を見ると、
しみは後天性のものであることがわかると思います。

そばかすの原因って何？

しみに似たものにそばかすがありますよね。

しみとそばかすは似ていますが、実は違うものなんです。

そばかすの正式名称は雀卵斑と言い、
遺伝性によるものがほとんどです。

つまり、しみが後天性のものであるのに対し、
そばかすは遺伝性、
先天性のものであるという違いがあります。

また、そばかすはしみよりも斑点が小さいことが多く、
顔以外にも出現するという特徴もあるんです。

そして遺伝性のそばかすは思春期になると増える傾向にあり、
一部は思春期を過ぎると自然に消えることもあります。

しみやそばかすの対処法は？

そばかすは遺伝性のものですので、
予防することは不可能です。

でも、紫外線を浴びると、メラニン色素が活性化して、
色が濃くなり、目立つようになりますので、
しみもそばかすも、
とにかく紫外線対策をすることが重要になります。

紫外線対策は日焼け止めクリームを塗ったり、
帽子や日傘を使うなどが有効です。

また、ビタミンCやビタミンEなど抗酸化作用のある栄養素を取って、
肌のターンオーバーを促すことも大切になります。

また、肌に刺激を与えると、メラニン色素が生成されますので、
メイク落としや洗顔は必要以上にこすらず、
肌を労わるようにしましょう。

しみは後天性、そばかすは先天性という違いがありますが、
紫外線とメラニン色素が大敵であることは同じですので、
しっかりケアをするようにしましょう。