体がかゆい!かゆい場所を掻かずに済む方法2つ!これで痒みを抑えよう。
体を掻いてしまうのはなぜ?
体のあちこちがかゆくて、思わずかきむしってしまう。
とにかく掻いていたら、掻き壊しができて、
出血してしまったという経験は、
たくさんの人が持っていると思います。
掻きすぎると良くないことはわかっているのに、
どうしても掻く手を止められないのはなぜなんでしょうか?
かゆいところを掻くと気持ちが良い、
掻く手を止められないのは、
掻くことで快感を得ているからです。
掻くことで、脳内の「報酬系」と呼ばれるところが活動し、
掻くことでの報酬として、
快感を得る仕組みになっているんです。
だから、かゆいところを掻き始めると、気持ち良さを感じて、
血が出るまで掻く手を止められなくなってしまうんですね。
かゆみを対策にはとにかく冷やす
掻く手が止められないのは、
脳内報酬系が活動しているためですので、
ある意味自然な行為と言えるのですが、
気持ち良いからといってどんどん掻いてしまうと、
皮膚を傷つけてしまいますし、
かゆみから痛みに代わってしまい、苦痛が広がりますよね。
かゆみを感じるけれど、
どうにか掻くことを回避するための方法を2つご紹介します。
1つ目は、かゆい部分を冷やすことです。
かゆい部分を氷などを使って冷やすと、かゆみが和らぐんです。
なぜ冷やすことでかゆみが和らぐのでしょうか?
それは、かゆいという感覚よりも
冷たいという感覚が脳内で優先されるからです。
かゆいことはとても辛いですが、
それが直接命に関わってくるものではありませんよね。
でも、冷たいという感覚は、低体温の原因になり、
命に直結する感覚ですから、
脳内でかゆいという感覚よりも優先されるのです。
ですから、かゆい部分を冷やすと、
かゆいという感覚は薄れますので、掻かずに済むことが多いんです。
保湿をする
掻かずに済む2つ目の対策は、かゆい部分を保湿することです。
そもそもかゆみは、皮膚にダニや細菌等が付くことで起こります。
そして、肌が乾燥していると、肌のバリア機能が低下しますので、
ダニや細菌等かゆみの原因が皮膚に付くと、
すぐに刺激を受け、かゆみを引き起こすことになるんです。
ですから、かゆい部分は市販のものでかまいませんので、
保湿剤を塗って、乾燥から守るようにしましょう。
軽いかゆみなら、保湿剤を塗るだけで治まることが多いですし、
皮膚をしっかり保湿しておけば、
かゆみが起こることも少なくなるんです。
朝と寝る前にしっかり保湿をしておけば、
かゆみに悩まされることも少なくなるでしょう。
つらいかゆみは冷やすことと保湿をすることで、
もう掻き壊して皮膚を傷つけることはなくなるはずですよ!