代謝障害のために冷蔵庫で生活する男!気温5℃以上では死んでしまうロシア人男性とは・・・
夏場には夫婦ゲンカの原因にも!暑がりと寒がり
人間には、暑がり屋さんと、寒がり屋さんがいますよね。
特に太っている人は、熱が体内にこもりやすく、
ちょっとした事でも汗が出ます。
一方で、細身の女性には寒がりの人が多かったりします。
夫婦で、夏場にクーラーの温度設定で
トラブルになってしまう方も多いのではないでしょうか?
これは、肥満を除けば、一般には代謝率の違いです。
筋肉の活動が多い人は、
常にカロリーを燃やして熱を放出しています。
そうなると、少しの運動でもすぐに汗をかき、
結果として、暑がりになってしまうのですね。
ですが、世の中には、そんな暑がりの人も真っ青な、
スーパー暑がり屋さんがいます。
ロシアの北部、白海に面するアルハンゲルスクに住む、
ヴィダリー・マチューヒンさんが、そのスーパー暑がり屋さんです。
冷蔵庫から出る事が出来ない、温度5℃以上では死んでしまう男
マチューヒンさんは、電話セールスエージェントを
仕事としている職業人ですが、驚くべき事に、
5℃以上の気温では、熱中症にかかり、
死んでしまうという体質を持っています。
そこで彼は、他人との接触をさけ、外気温が5℃を上回る時期には、
特製の巨大冷蔵庫に入って過ごしているのです。
彼には5歳になる息子がいますが、彼は父に会う時には、
わざわざ厚着をして、冷蔵庫に入らなければいけません。
代謝傷害の為に、ロシア南部から北部に引っ越す
マチューヒンさんは、元々はロシア南部の生まれ、
しかし建設大学を卒業するまでは、
自分の代謝障害に気づく事はありませんでした。
しかし、ある日の事、突然彼は野外で倒れてしまったのです。
原因は熱射病、その時の気温は5℃でした。
普通の人間であれば、寒いと感じられるような外気温が、
マチューヒンさんにとっては、体温調節不可能な灼熱地獄なのです。
命の危険を感じたマチューヒンさんは、
より寒いロシア北部アルハンゲルスクに引っ越してしまいました。
ロシアでは珍しくない代謝障害
マチューヒンさんは、自分の代謝障害を治療しようと
ロシア中の医師の診断を受けましたが、
明確な治療法はありません。
そこでアメリカの医師にも意見を求めましたが、
そこでも代謝障害という診断書が貰えただけでした。
実はアメリカにもマチューヒンさんのような、
代謝障害の男性がいましたが、彼は裕福な家庭に生まれており、
体温調節機能付きの特注スーツを身に付けて外を歩いていました。
しかし、その特注スーツは高すぎて、
マチューヒンさんには購入できません。
彼は止むを得ず、冷蔵庫暮らしを余儀なくされているのです。
ロシアの医師の間では、実は代謝障害自体は珍しくない病気なのだそう。
しかし、それは寒さに耐えられない場合の代謝障害だそうです。
冷蔵庫に住んで、体に支障はないのか?と思いますが、
マチューヒンさんのカロリー消費量は相当に高く、
体外に熱を放出しています。
つまり寒さに負けない程に基礎代謝が高いので、
冷蔵庫の中でも体が冷え切ってしまう事はないのです。
ですが、自由に外に出る事が出来ないという生活は不便で、
マチューヒンさんは今も、代謝障害の治療法を探しています。
代謝が低いのは困りもの、代謝を上げる方法
マチューヒンさんのように、非常に高い代謝になるのは困りますが、
基礎代謝が低いと肥満や冷え性のような病気の原因になります。
代謝を上げるには、
軽い運動を行った後に高タンパクな食品の摂取がオススメです。
代謝を上げるには、カロリー消費量が高い筋肉を
増やさせるのが最適な方法で、
筋肉が多ければ、自然に体重は低下します。
今や懐かしキャラのボブ・サップは、一日6食も食べていました。
そうしないと体重が落ち、筋肉が痩せるからです。
筋力アップには、豆腐や納豆のような食品がベストです。
体内に吸収される事で、筋肉が増強されます。