日焼けに効果のある栄養素を取って、日焼けによるダメージから肌を守りましょう。
日焼けに効く栄養素は?
「いつもは日焼け止めクリームをしっかりつけているのに、
たまたま忘れてしまった」、
「思ったより日差しが強かった」などの理由で、
うっかり日焼けをしてしまったというケースも
あると思います。
日焼けはやけどと同じような状態ですので、
日焼けをしたら、とにかく肌を冷やすのが一番です。
でも肌を冷やしただけでは、肌が黒くなったり、
シミやそばかすなどの肌の老化を防ぐことはできません。
肌の老化を防ぐために、日焼けに効く食べ物を食べて
体の内側から日焼け対策を行いましょう。
日焼けに効く栄養素は、
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、リコピンの4つです。
それぞれどんな効果があるのかをご説明しますね。
メラニンを抑制するビタミンC
まずは、ビタミンCです。
美肌効果のあるビタミンといえば、
ビタミンCですよね。
具体的に、ビタミンCにはどんな効果があるのでしょう?
ビタミンCは、日焼けによるメラニン色素の生成を
抑制してくれる効果があります。
つまり、美白効果やシミ、
そばかすの予防効果があるんです。
日焼けの後には欠かせない栄養素ですね。
ビタミンCはピーマンやブロッコリー、
ゴーヤなどの緑黄色野菜やレモンやキウイフルーツ、
いちごなどの果物類に多く含まれています。
日焼けをしたら、野菜や果物を積極的に食べて、
メラニン色素を作らせないようにしましょう。
新陳代謝を高めるビタミンE
次に、ビタミンEです。
ビタミンEは末梢血管を広げて
血行を良くする働きがありますので、
肌の新陳代謝を高めます。
また、抗酸化作用もありますので、
日焼けによる肌のたるみやシワ等の老化を防止します。
ビタミンEを多く含む食品は、
いくらやタラコなどの魚卵類、
アーモンドなどのナッツ類、ごまや大豆、
アボカドなどに多く含まれています。
ビタミンEはビタミンCと一緒に取ると、
相乗効果で日焼けへの効果がアップしますので、
ビタミンCとビタミンEは一緒に取るようにしましょう。
抗酸化作用の高いビタミンAとリコピン
日焼けをすると、肌が老化して
シワやたるみの原因になるのは知っていますよね。
老化=酸化ですので、
抗酸化作用の高い栄養素を取ることで
日焼けによる肌の老化を防ぐことができます。
また、リコピンは抗酸化作用だけでなく、
メラニンを抑える働きもあります。
抗酸化作用の高い栄養素といえば、
ビタミンAとリコピンです。
ビタミンAはレバー類や緑黄色野菜に多く含まれていて、
リコピンはトマトに多く含まれていますが、
加熱したり加工したほうが
リコピン含有量は増えますので、
ケチャップやトマトソースとして摂取すると
効率が良いでしょう。
日焼けから肌を守るために、
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、
リコピンを積極的に取って、
白く瑞々しい肌を保ちましょう。