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デング熱感染のリスクは今年もある?今年のデング熱事情をしりましょう。




今年もデング熱に要注意

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2014年は日本で69年ぶりにデング熱の国内感染が確認されて、
国内感染者数は全国で162人にものぼり、
大きなニュースとなりました。

そして、2015年もデング熱には注意しなければいけません。

2015年6月末の時点で、国内感染者は確認されていないものの、
海外感染者は112人となっています。

昨年2014年のデング熱の海外感染者は179人ですから、
2015年は2014年を大きく上回るペースで
デング熱の感染が確認されているんです。

これは、東南アジアなど熱帯、
亜熱帯諸国でデング熱が流行しているため、
渡航先でデング熱に感染するリスクが高くなっていることが、
海外感染者が増加している原因だと考えられています。

デング熱が日本で流行する理由

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「でも、海外で感染している人が多くても、
日本での国内感染がなければ、
デング熱の心配は少ないのでは?
去年のデング熱のウイルスに汚染された蚊は、
冬に死んでしまったし。」と考える人も多いと思います。

でも、デング熱の流行国へ渡航しない限り、
デング熱を発症しないというわけではないんです。

日本には、デング熱のウイルスを媒介する
ヒトスジシマカが生息しています。

海外でデング熱に感染し、日本で発症した人が
日本に生息しているヒトスジスマカに刺されたら、
そのヒトスジシマカはデングウイルスに汚染されることになります。

そして、デングウイルスに汚染された蚊が誰か健康な人を刺せば、
その人は海外に渡航していないのに、
デング熱に感染することになるんです。

海外感染者が多ければ、それだけデングウイルスを持つ
ヒトスジシマカが生息している可能性が高くなりますので、
国内感染者が確認されていないといっても
安心することはできないんです。

とにかく蚊に刺されないことが大切

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デング熱はデングウイルスを持つ蚊に刺されることで感染します。

でも、どの蚊がデングウイルスを持っていて、
どの蚊は持っていないかなんて見ただけでは全然わかりませんよね。

ですから、デング熱を予防するためには
蚊に刺されないことが最も有効な方法なんです。

蚊に刺されないためには、外出時には虫除けスプレーをすること、
屋内でも蚊の活動が活発化する夜には
蚊取り線香などを使用することなどが大切です。

また、夏でも公園や野山など
蚊がたくさん生息していそうな場所でレジャーを楽しむ時は、
薄手の長袖長ズボンを着用して
肌の露出をできるだけ少なくするようにしましょう。

また、雨水が溜まった空き缶やバケツは蚊が発生しやすいですので、
自宅内や庭にそういうものがあったらすぐに撤去してくださいね。

日本でのデング熱は去年だけでなく、
今年も感染するリスクが高いことを知って、
予防対策を徹底するようにしましょう。





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2015年7月21日 | カテゴリー:予防 健康全般

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