目がかゆい!目がかゆい時にすぐにできる対策2つ!かゆみの原因も知ろう
目がかゆいのはなぜ?
目のかゆみを感じることがありますね。
目がかゆくなる原因には、
アレルギーや感染症などがあります。
花粉症やハウスダストなどのアレルギーで
目がかゆくなることもありますし、
結膜炎や麦粒腫などでもかゆくなることもありますね。
目にアレルギーが起こったり、感染が起こると、
目の粘膜の免疫機能が活発になって、
ヒスタミンという物質を分泌するんです。
このヒスタミンが目のかゆみの原因です。
ヒスタミンが目の知覚神経を刺激するので、
かゆみが起こるんですね。
でも、目がかゆいからといって、
むやみやたらにこすってしまうのは絶対にNGです。
こすってしまうと、目の粘膜に傷をつけてしまいますので、
炎症がさらに悪化して、かゆみが強くなったり、
痛みが出てしまうのです。
では、目がかゆい時は、どうすれば良いのでしょう?
目がかゆい時にすぐにできる対策を2つご紹介します。
目がかゆい=目を冷やす
目がかゆい時は、まずは冷やしましょう。
冷たく冷やした濡れタオルを目に当てても良いですし、
小さな氷嚢をタオルで包んだものを
目に当てても良いでしょう。
冷やすと炎症が治まりますので、
かゆみの原因となるヒスタミンの分泌量を
減らすことができるのです。
また、「冷たい」という感覚を目の周辺に与えることで、
「かゆい」という感覚を弱めることもできます。
ただ、冷やしすぎると、
凍傷を引き起こす可能性がありますので
注意しなければいけませんし、
この目を冷やすという対策は、あくまで一時しのぎの物で、
かゆみの根本となるものを治療しているわけではありません。
そのため、冷やしてかゆみが落ち着いたら、
眼科を受診するなど、
かゆみの原因を治療するようにしましょう。
目がかゆい=目を洗う
目がかゆい時の対策は目を洗うことです。
目を洗うことで、かゆみを引き起こす原因となった
花粉やハウスダストなどの異物、
アレルゲンを洗い流すことができます。
また、感染症の場合も、
炎症を引き起こすウイルスや細菌を洗い流し、
治癒を早めることもできますので、
かゆみを軽減させることができるのです。
目を洗う時に注意しなければいけないことは、
水道水は使わないことです。
市販の人工涙液を使うようにしてください。
水道水は清潔ですが、微量ながら塩素が入っています。
塩素は目の粘膜を傷つけてしまう可能性があるんです。
また、塩素が吐いている水道液は、
涙を洗い流してしまい、
涙による目の本来のバリア機能を壊してしまう
可能性もあります。
そのため、目を洗う時は水道水は使わない方が良いのです。
もし、目を冷やしても、目を洗っても、
かゆみが良くならない時は、すぐに眼科を受診して、
かゆみの原因をきちんと治療するようにしてくださいね。