ジェルネイルを楽しむ人に急増中。緑膿菌が繁殖してしまうグリーンネイルを予防しよう。
グリーンネイルって何?
最近、女性の間でジェルネイルが人気です。
ジェルネイルとは、ゲル状の樹脂(ジェル)を爪に乗せて
専用のUVライトで固める爪のオシャレです。
ジェルネイルは、爪と一体化させるので見た目の
違和感もなく、2~4週間とマニキュアよりも長持ちしますし
透明感とツヤのある爪を作れるのが人気の理由です。
またジェルネイルは、
ネイルサロンで施術してもらうのが一般的ですが、
キットを購入すれば自宅でも気軽に楽しむことができます。
この人気のジェルネイルですが、ケアを行わないと、
グリーンネイルを発症させる原因となってしまいます。
ジェルネイルは時間が経つと、
自分の爪とジェルネイルの間にわずかな隙間ができてきます。
この隙間に家事や入浴時などに水が入り込み、
緑膿菌が増殖して、爪に緑色のカビが生えた状態になります。
これが、グリーンネイルです。
グリーンネイルの原因と対処法
グリーンネイルの原因は、上記で説明したように、
自分の爪とジェルネイルの隙間に緑膿菌が
繁殖してしまうことです。
わずかな隙間に水が入り込んだ状態のまま、
しっかり乾燥させないと、細菌が繁殖しやすい
ジメジメとした環境になりますよね。
緑膿菌は、水回りを好む常在菌ですので、
ジメジメした環境では特に繁殖しやすくなります。
グリーンネイルになっていることに気づいたら、
すぐにジェルネイルを外して、皮膚科を受診しましょう。
緑膿菌は、健康な人の場合は、
全身の感染症などに移行しませんし、日和見感染菌ですので
他人に移す心配もありませんが、悪化すると黒ずんで、
爪がはがれてしまうこともあります。
また、グリーンネイルが治らないと、
再びジェルネイルをつけることはできません。
皮膚科で外用薬を処方してもらい、
できるだけ早く治すようにしましょう。
グリーンネイルにならないために
グリーンネイルを完全に治すには、
数ヶ月から半年かかることもあります。
そのため、日頃からグリーンネイルにならないように
ケアをする必要があります。
グリーンネイルの予防法は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、自分の爪とジェルネイルの間に隙間ができ、
ジェルネイルが浮いてきたら、
すぐに外すようにすることです。
ジェルネイルは、長い間付けたままにすると、
自分の爪が伸びてくるので、
どうしても隙間ができてしまいます。
そのため、2~3週間を目安に付け替えるようにすると良いでしょう。
2つ目は、指先をしっかり乾燥させることです。
爪とジェルネイルの間に、
自分では気づかない隙間ができているかもしれません。
水仕事や入浴後は、しっかり水気を拭いて、
乾燥させるようにしましょう。
爪のオシャレを楽しむなら、爪の健康も守りましょう!