秋は目のトラブルが多い季節!秋に多い目のトラブルの原因3つ!
秋の夜長は目が疲れやすい
秋の夜長は、ついつい読書をしてしまうという人はいませんか?
夜に読書をしても、きちんと照明をつけて、
十分に明るい場所で読書をすれば何の問題もないのですが、
ベッドサイドの小さなライトをつけただけで、
読書をしていないでしょうか?
もし、あまり明るくない環境で読書をしている人は
眼精疲労に要注意です。
暗い中で目を酷使すると、目が疲れてしまいます。
目の疲れは、ドライアイになるだけでなく、
肩や首のこり、頭痛、全身倦怠感、
吐き気などの症状を引き起こします。
現代人は普段からパソコンやテレビ、
スマホなどで目を酷使していますので、
秋の夜長に読書をする時は薄暗い中ではなく、
きちんと照明をつけた明るい場所で読書をするようにしましょう。
また、いくら明るい場所でも、
長時間読書をしていれば目が疲れますので、
時々は本から目を離して、目を休めるようにしてください。
秋は目のかゆみに注意
また、秋は目のかゆみが起こりやすい季節です。
秋にも花粉が飛んでいることをご存知ですか?
花粉症というと、
春のスギやヒノキの花粉を思い浮かべるかもしれませんが、
花粉が飛ぶのは春だけではないのです。
秋は、ブタクサやヨモギなどの
キク科の植物の花粉が飛びます。
またイネ科の植物の花粉も要注意です。
これらの花粉でアレルギー症状を起こせば、
目のかゆみや鼻水、鼻づまり、くしゃみなどが出てきます。
春は花粉症にならないという人も、
秋の植物の花粉には反応することもありますので、
秋に目のかゆみやそのほかのアレルギー症状が出る人は、
花粉症を疑ったほうが良いでしょう。
秋の花粉症による目のかゆみを防ぐためには、
春の花粉症と同様に、
メガネをして目に花粉が触れるのを防いだり、
外出後は服についた花粉を払い落としてから家の中に入ること、
空気清浄機を使うことなどが有効です。
秋は白内障のリスクがアップ
秋に多い目のトラブル3つ目は、
紫外線による白内障のリスクが高くなることです。
白内障は加齢だけではなく、目の水晶体に紫外線が当たり、
水晶体を変化させることで白内障が起こります。
でも、紫外線は夏に気をつければ良いんじゃない?
と思いますよね。
その油断が危ないのです。
確かに、秋の紫外線は夏ほど強くはありません。
でも、秋は気温が下がり空気が澄んでいますので、
紫外線がダイレクトに地表まで届きます。
そして、夏が終わると紫外線対策に
それほど気を使わなくなりますよね。
気が緩んでしまうんです。
そのため、想像以上の紫外線を目に浴びることになりますので、
白内障のリスクがアップすることになります。
秋といえども、晴れた日に屋外で長時間活動する時は、
つばの広い帽子をかぶったり、
サングラスをして目を保護するようにしましょう。
秋は、目のトラブルが多い時期です。
眼精疲労、目のかゆみ、白内障のリスク、
それぞれの原因と予防法を知って、
目を労わるようにしましょう。