長生きするために運動効果を発揮させる2つのコツは?ぜひ知っておきましょう
運動をすると長生きできる!
運動をすると長生きできる、健康になれると言われていますよね。
定期的に運動をすると、肥満の予防になりますし、
骨に刺激を与えることで、
骨を丈夫にして骨粗しょう症を予防することができます。
肥満を予防すれば、心疾患や脳卒中の予防につながりますし、
骨を丈夫にすれば骨折による
寝たきりのリスクを低くすることができますので、
運動をすると長生きできるんです。
では、どれだけ運動すれば長生きすることができるのでしょうか?
WHOによると、高齢者は中程度の運動を
1週間に150分ほど行うことを推奨しています。
週150分ということは、1日20~30分です。
ちょっと長いと思いますよね。
でも、フランスの
ジャン・モネ・ド・サン=テティエンヌ大学の研究で
1週間に75分の運動でも長生きできる効果があることが
わかったんです。
1週間に75分なら、1日10分程度です。
1日10分なら続けられそうですよね。
運動は朝に行おう
1日10分程度の運動で長生きの効果がありますが、
たった10分しか運動しないのであれば、
その効果をできるだけ発揮できるようにしたいですよね。
運動の効果を最大限に発揮するためのコツを2つご紹介します。
まず1つ目のコツは、朝に運動を行うことです。
カナダのオタワ大学で被験者にルームランナーで
400キロカロリーを消費するまで走ってもらう実験では、
朝食を食べてから走った人に比べると、
空腹のまま走った人のほうが脂肪を燃焼しやすく、
その状態が長く続いたことがわかりました。
そして、アメリカのレンセラー工科大学の実験では、
起床後2時間以内に太陽の光を浴びている人は、
太陽の光を浴びていない人に比べて、
何を食べていても痩せやすく
体重管理をしやすいことがわかっています。
つまり、朝起きてから朝食を食べる前に、
日光を浴びながら運動をすると、それだけ痩せやすく、
肥満防止につながるというわけです。
運動前にはカフェインを
運動の効果を最大限に発揮させるためのもう1つのコツは、
運動前にカフェインを摂取することです。
カフェインには脂肪燃焼効果がありますので、
運動前にコーヒーなどでカフェインを摂取すると、
効率よく脂肪燃焼させ、肥満を予防することができます。
また、覚醒作用がありますので、
運動のパフォーマンスを上げることもできるんです。
ただ、運動前にカフェインを取ると、
利尿作用で脱水になるのでは?と思うかもしれませんが、
アメリカのコネチカット大学の研究で、
運動前にカフェインを取っても、利尿が促されることはなく、
脱水の危険はないことがわかっていますので、安心してください。
1日経った10分の運動で、長生きをすることはできますが、
その効果を最大限に発揮するためにも、
朝食前にコーヒーを飲んでから運動するようにしましょう。