今話題のおにぎりダイエットとは?具体的な実践方法と注意点を知ろう
おにぎりダイエットとは何?
どんどん新しいダイエット法が開発され流行しますが、
今注目されているダイエット法は、
「おにぎりダイエット」です。
おにぎりダイエットとは
一体どんなダイエット法なのかをご紹介します。
おにぎりダイエットとは、摂取する炭水化物をおにぎり、
つまり白米だけに限定するダイエット法のことです。
白米はOKですが、お餅やうどん、パン、
パスタなどの炭水化物はNGになります。
おにぎりは冷めていますよね。
冷めた白米のでんぷん質は、
レジスタントスターチという成分になるんです。
このレジスタントスターチは、
温かい白米のでんぷん質よりも消化しにくいために、
血糖値が上がりにくいんです。
血糖値が高くなると、
インスリンが分泌されて血糖値を下げますが、
この時にエネルギーが脂肪となって蓄積しますので、
血糖値が上がりにくいと、
それだけ脂肪が溜まりにくくなるんです。
また、消化しにくいと
それだけ消化管に長くとどまることになりますので、
満腹感の持続にもつながりますし、
白米は炭水化物以外にもたんぱく質や食物繊維、
ビタミンB群、ビタミンEなどの栄養素が含まれていますので、
栄養面から見てもおにぎりは悪くないものなんです。
おにぎりダイエットの実践方法
では、今注目のおにぎりダイエットは
具体的にどうやれば良いのでしょう?
おにぎりダイエットは、
米2合分くらい(朝1個、昼2~3個、夕1~2個が目安)の
冷えたおにぎりを食べますが、
炭水化物はおにぎりだけという制約があります。
そのほか、魚や肉類は食べず、おかずとして
味噌汁や野菜サラダなどを食べるようにします。
もちろん、味噌汁の具も野菜のみにしてください。
野菜サラダを食べる時のドレッシングは
ノンオイルのものを使いましょう。
さらに、水分はしっかり取らなくてはいけませんが、
アルコール類や砂糖が入ったジュール類はNGですので、
お茶や水を飲むようにしてください。
おにぎりダイエットの注意点は?
おにぎりダイエットは、実践方法を見てもらえばわかるように、
基本的におにぎり(炭水化物)と
野菜のみを食べることになります。
そのため、
どうしてもたんぱく質や脂質が不足しがちになりますので、
長期間続けるには向いていないダイエット法なんです。
たんぱく質が不足すれば、筋肉量が落ちますので、
代謝が低下します。
また、脂質が極端に不足すると、ホルモンバランスが乱れたり、
肌がかさつきやすくなったり、
便秘になるなどの弊害が出てきます。
ですから、おにぎりダイエットをする場合は、
長期間は行わず、1~3週間を目安にして
行うようにすると良いでしょう。
そして、おにぎりダイエットを終えた後は、
炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、
ミネラルの5大栄養素をバランスよく取るようにして、
リバウンドを予防してくださいね。