便秘の子どもが増加中!子どもの便秘を解消する方法・ポイントは?
便秘の子どもが増えている
便秘に悩んでいる若い女性は多いですよね。
便秘といえば、若い女性に多いと思っている人も多いと思いますが、
実は便秘に悩む子どもも増えているんです。
NPO法人日本トイレ研究所が
全国47都道府県の小学生4833人を対象に
「小学生の排便と生活習慣に関する調査」を行ったところ、
小学生の20.2%が便秘であり、
小学生の49.7%が学校で排便しない、
またはほとんどしないことがわかりました。
また、便秘の小学生を持つ保護者の32.0%は
自分の子どもが便秘であることを知らなかったんです。
小学生の20.2%が便秘である、
つまり5人に1人が便秘であるという割合は、
若い女性と同じくらいの割合なんです。
便秘は食欲が落ちたり、肌荒れを引き起こすだけでなく、
心血管疾患のリスクを上げる可能性もありますし、
長期の便秘状態が全身状態にもたらす可能性もありますので、
子どもの便秘はできるだけ解消しなければいけません。
子どもの便秘には保護者の協力が必要不可欠
子どもの便秘を解消するには、
保護者の協力が必要不可欠になります。
あなたは、自分の子どもが便秘かどうかを把握していますか?
まずはそこから始めましょう。
そして、小学生の子どもの場合は、
学校で排便をするのが恥ずかしくて、学校で便意を感じても、
我慢してしまい、そこから便秘になることがありますので、
学校で排便するのは恥ずかしくないことを
きちんと言い聞かせるようにしてください。
これが、子どもの便秘を解消するためのスタートになります。
子どもの便秘解消法=野菜中心の生活を
子どもの便秘を解消するには、食生活を見直しましょう。
子どもはどうしても炭水化物や肉類ばかりを食べて、
野菜は避ける傾向にあります。
野菜を食べないと、食物繊維が取れませんので、
便秘になってしまうのです。
そのため、家庭での食事を野菜中心のものに変えましょう。
野菜が苦手なお子さんの場合は、
苦手でも食べられるように調理法を工夫したり、
食べられる野菜を多めに出すようにしましょう。
また、海藻類や果物類、寒天などを多用するのも
便秘解消には効果があります。
子どもの便秘解消法=規則正しい生活を
子どもの便秘を解消するためには、
規則正しい生活を送ることも大切です。
夜更かしをしていたり、
朝はギリギリまで寝ている生活をしていると、
朝に排便をするという習慣がなくなります。
朝は、腸が大きく動く時間帯ですので、排便しやすいのです。
そのため、朝は毎日同じ時間、
しかも早めに余裕を持って起きて、冷たい水を1杯飲み、
ゆっくりとトイレに入る習慣をつけましょう。
これをするだけでも、便秘を解消することができるんです。
子どもの便秘はまずは保護者が便秘かどうかを把握して、
保護者が便秘を解消するように生活を整えてあげましょう。