どの豆を選ぶ・・?健康に良い豆類は目的によって使い分けましょう!
アンチエイジングには小豆がおすすめ
豆類は健康に良いとされていますよね。
豆類には炭水化物やたんぱく質、
ビタミン、ミネラルが豊富に含まれていますので、
栄養豊富なのです。
豆類を積極的に食べると、健康に良いことはわかっていても、
豆類にはいろいろな種類がありますよね。
どの豆を選べば良いのか迷ってしまうこともあると思います。
健康の目的別におすすめの豆類をご紹介します。
まずはアンチエイジングにおすすめの豆類は、小豆です。
小豆はお汁粉やお饅頭、
赤飯などで頻繁に食べる機会がある豆ですね。
小豆は餡子のイメージがあるので、
甘くて美容に悪いものというイメージがあるかもしれませんが、
それは誤解です。
小豆にはアンチエイジング効果があるので、
美容に良い豆なのです。
小豆には小豆ポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールは抗酸化作用があることで有名ですね。
ポリフェノールは体内の活性酸素を除去して、
肌のハリを保ってくれますし、
動脈硬化を予防してくれるのです。
ポリフェノールと言えば、赤ワインが思い浮かぶと思いますが、
赤ワインは100gあたりポリフェノールは300㎎含まれていますが、
小豆には100g中460㎎のポリフェノールが含まれているんです。
さらに、小豆にはサポニンという栄養素を含んでいますが、
このサポニンにも抗酸化作用がありますので、
小豆は女性にはうれしい豆類なのです。
たんぱく質とイソフラボンなら大豆
次は、良質なたんぱく質が取りたい場合は
イソフラボンを取りたい場合におすすめの豆類をご紹介します。
たんぱく質とイソフラボンなら、大豆がおすすめです。
大豆は、豆腐や納豆、煮物などに使う身近な豆類ですね。
豆類にはたんぱく質が含まれていますが、
大豆は特にたんぱく質が豊富で、
しかも必須アミノ酸のバランスが良いのです。
一般的な植物性のたんぱく質は
動物性たんぱく質に栄養価が劣るのですが、
大豆は動物性たんぱく質の肉や卵に負けないような
良質なたんぱく質と言えるんです。
また、大豆にはイソフラボンが含まれています。
イソフラボンは女性ホルモンである
エストロゲンと似た構造になっていますので、
エストロゲンの減少で起こる更年期障害を軽減してくれたり、
コレステロールの増加を抑えて動脈硬化を防いだり、
骨を丈夫にして骨粗しょう症を予防してくれたりするのです。
腸活にはひよこ豆
次に、腸活をしたい時におすすめの豆類をご紹介します。
腸活をしたい時のおすすめの豆類は、ひよこ豆です。
ひよこ豆は、豆のサラダやカレー、
スープなどに使われる豆で、
栗のようなホクホクとした食感が特徴の豆です。
ひよこ豆は、豆類の中でも食物繊維が豊富に含まれています。
ゆでたひよこ豆100gには食物繊維は11.6gも含まれています。
ゴボウが100g中6.1g、納豆は100g中6.7g、
エリンギが100g中4.3gということを考えると、
ひよこ豆がいかに食物繊維が豊富かがわかりますよね。
食物繊維は便秘を改善したり、善玉菌の餌になりますので、
腸内環境を改善してくれる作用があるんです。
腸内環境が整えば、代謝がアップしたり、
免疫力がアップしたりしますよね。
アンチエイジングには小豆、
たんぱく質とイソフラボンなら大豆、
腸活はひよこ豆のように上手に豆類を使い分けて、
美味しく健康になりましょう。