低血圧の立ちくらみやめまいを予防する3つの方法。上手に付き合っていきましょう
低血圧の人は動作はゆっくりと
特に病気ではないけれど、
体質的に血圧が低い人はいますよね。
特に若くて痩せている女性は、低血圧の人が多めになります。
低血圧の人は、倦怠感や易疲労感、
頭痛、肩こりなど様々な症状が現れますが、
低血圧の人が最も悩んでいる症状は
立ちくらみやめまいだと思います。
立ちくらみやめまいを予防して、
低血圧と上手に付き合うための3つの注意点をご紹介します。
低血圧の人の注意点1つ目は、動作はゆっくり行うことです。
立ち上がる時、ベッドから起き上がる時はゆっくりと、
さらに何かにつかまりながら立ち上がるようにしましょう。
勢いよく立ち上がってしまうと、
血圧が低い人は血流が重力に負けてしまいますので、
脳への血流が少なくなって、めまいが起こるのです。
また、食事もゆっくりと食べてください。
食事を急いで食べると、それを消化しようと、
血液が消化器周辺に集中します。
そうすると、脳への血流が少なくなりますので、
めまいや立ちくらみが起こりやすくなります。
そのため、食事をゆっくりとって、
消化器周辺に血液が集中するのを避けるようにすれば、
低血圧の症状を和らげることができるのです。
低血圧の人はアルコールは控えめに
低血圧の人の注意点2つ目は、
アルコールは控えめにすることです。
アルコールには、リラックス作用があります。
そのため、お酒は適量だと健康に良いとされているんですね。
でも、低血圧の人にはお酒はあまりおすすめできないんです。
なぜなら、リラックスすると、
副交感神経が刺激されますので、
血管が拡張してしまうのです。
血管が拡張すると、血圧が下がってしまいますので、
お酒を飲んだ後に立ち上がろうとすると、
酔いも手伝って、立ちくらみがいつも以上にひどくなります。
そうすると、転倒してけがをする可能性があるんです。
酔っぱらっている時に転棟すると、
いつものように受け身を取れずに、頭を強く打ったり、
手や脚を骨折してしまうリスクがありますから、
低血圧の人はアルコールは控えめにする必要があるのです。
カフェインを上手に摂って
低血圧の人は、カフェインを上手に利用しましょう。
カフェインには、
血管を収縮させて血圧を上げる作用があります。
そのため、カフェインを摂ると、
立ちくらみやめまいが起こりにくくなるのです。
先ほども言いましたが、
食事の後は血圧が下がりやすくなりますから、
食後はいつもコーヒーを飲むような習慣をつけると良いですし、
低血圧で朝が弱いという人は、
朝はコーヒーを飲んでから出かけるようにすると良いでしょう。
カフェインは悪者扱いされることが多いですが、
上手に利用することで、健康に良いものになるのです。
ただ、カフェインの取りすぎは
カフェイン中毒を招くことになりますので、
低血圧だからと言ってコーヒーをがぶ飲みするのは止めましょうね。
体質により低血圧は病気ではありませんので、
積極的に治療を受ける必要はありません。
ただ、立ちくらみやめまいは辛いですから、
ご紹介した3つの方法を守って
上手に付き合っていくようにしましょう。