健康のバロメーターである爪に縦線が?爪の縦線の4つの原因とは
爪の縦線=老化現象
あなたの爪はツヤがあって表面が滑らかで、
きれいなピンク色をしているでしょうか?
爪は健康を映す鏡と言われていますので、
爪の状態を見ることで、今の自分自身が健康かどうかを
チェックすることができます。
爪に縦線が入っている場合、
どんなことが考えられるのか、
4つのパターンをご紹介します。
爪に縦線が入る原因の1つ目は、老化現象です。
顔の皮膚を考えてみましょう。
老化が進むと、しわができたり、たるんでしまいますね。
これは、老化によって皮膚の水分量や
コラーゲン量が減ってしまうために起こる現象です。
これと同じことが爪でも起きていると考えると
分かりやすいと思います。
老化が進むと、爪の水分やコラーゲンが不足してしまって、
縦線ができてしまうんですね。
老化現象で爪の縦線が入ってしまった場合は、
食べ物でコラーゲンを取ったり、保湿をしたり、
アンチエイジングを積極的に行うと良いでしょう。
爪の縦線=ストレス
爪の縦線の原因の2つ目はストレスです。
ストレスは自律神経のバランスを崩す大きな要因です。
ストレスを感じると、交感神経が優位になりますので、
「交感神経>副交感神経」の状態がずっと続き、
副交感神経が優位になるべき時も、
交感神経が優位な状態が続くので、
自律神経のバランスが崩れてしまうのです。
自律神経のバランスが崩れると、
全身に様々な不調が出てくることは、
みなさんご存知ですよね。
自律神経のバランスが崩れることで、
不調が出るのは、爪も例外ではありません。
自律神経のバランスが崩れることにより、
爪に栄養分がきちんと行き届かなくなって、
爪に縦線ができてしまうのです。
また、ストレスを感じると爪を噛んだり、
爪の付け根の部分を強く押したりする癖がある人がいますが、
爪を噛む、強く押すなどの負荷を爪にかけることで、
縦線ができてしまうこともあります。
爪の縦線=乾燥
爪の縦線の原因の3つ目は、爪の乾燥です。
「爪が乾燥するの?」と不思議に思うかもしれませんが、
爪はたんぱく質と水分でできていますので、
水分が必要以上に蒸発すると乾燥してしまうのです。
乾燥して割れたようになってしまうので、
縦筋が入ってしまうのですね。
マニキュアを落とす除光液を使った後、
爪が乾燥したように感じたことはありませんか?
除光液にはエタノールが含まれていますので、
エタノールが蒸発する時に、
一緒に水分も蒸発させてしまうのです。
爪の乾燥を防ぐには、
乾燥しにくい除光液を使うことや
常に保湿クリームを塗っておくこと、
夜寝る時は手袋を使うようにすると良いですよ。
爪の縦線=栄養不足
爪の縦線の原因の最後は、栄養不足です。
先ほども言いましたが、
爪はタンパク質でできていますので、
原料のたんぱく質をしっかり摂るようにしましょう。
また、きれいな爪を作るためには、
ケラチンの原料となるビタミンAや
爪の細胞を再生させるビタミンB2、
コラーゲンの生成に役立つビタミンC、
血行を促進するビタミンEを意識的に摂取すると
良いでしょう。
爪は健康のバロメーターですから、
爪に縦線などの異常が出たら、健康チェックをして、
食事や生活習慣を見直すようにしましょう。
また、爪の縦線は病気が原因のこともありますので、
爪の縦線と同時に身体の不調を感じたら、
早めに医療機関を受診してくださいね。