イメージ画像

花粉症の原因植物は、スギだけではない?花粉症は一年中対策が必要です




夏や秋のくしゃみや鼻水は風邪?

130724-7

いまや国民病ともいえる花粉症。

花粉症のシーズンは、毎年2~5月頃までですよね。

環境省のホームページに掲載されている花粉情報サイトの
「環境省花粉観測システム」は、5月31日で終了しています。

でも、花粉のシーズンを過ぎたのに、
くしゃみや鼻水が出るという症状の人はいませんか?

花粉のシーズンだったら花粉症の症状かと思うでしょうが、
花粉のシーズンは終わっているし、風邪かなぁと思い、
発熱もないのでそのまま様子を見ているという人は、
意外に多いのかもしれません。

花粉症は春だけではない!

130724-8

夏や秋のくしゃみや鼻水は、もしかしたら風邪ではなく、
花粉症によるものかもしれません。

花粉が飛ぶのは、春だけではありません。

夏や秋も花粉が飛んでいるんです。

現在のところ、花粉症を引き起こす植物は
60種類以上確認されています。

2~5月に飛散するスギ花粉以外に、ヒノキやイネ科、
キク科などが花粉症を引き起こします。

ヒノキは3~5月、イネ科は3~8月、キク科は8~10月に
花粉が飛びますので、ほぼ1年中花粉が飛んでいる
ということになります。

どの花粉に対し、アレルギーを持っているかによって、
症状が出る時期は変わってきますが、
春だけでなく夏や秋にも花粉症のような症状が出る人は、
一度病院で検査してもらったほうが良いでしょう。

花粉が飛びやすい気象条件

130522-3

花粉症に悩んでいる方は、花粉症対策が必要不可欠ですが
どんな天気のときに花粉が飛びやすいかを知っておくと、
有効な花粉症対策ができると思います。

花粉の飛ぶ量を左右するのは、湿度です。

そのため、晴れて湿度が低い日は、
花粉の飛ぶ量が増加します。

また、風の強い日も注意しましょう。

一般的に夜や雨の日は、花粉が飛ばないと言われていますが
夜に全く花粉が飛んでいないということではありませんし、
雨の降り始めは飛んでいる花粉が、
雨と共に地上に落ちてくるため、
症状が悪化することもあります。

また雨が降った翌日は、
飛散する花粉の量が多くなることに加え、
地面に落ちた大量の花粉が、
再び空気中に舞い上がりますので、
いつも以上にしっかり対策を取りましょう。

花粉症に強い身体になるには

130624-5

花粉症の対策と言えば、マスクやゴーグルの着用、
薬の服用、空気清浄機の使用などが主なものですが、
最近は身体の免疫力を上げて、
花粉症対策をする方法に注目が集まっています。

花粉症対策で、
最近人気なのがヨーグルトを食べて、乳酸菌を取り、
腸内環境を整えることで免疫力を上げる方法です。

また、魚類や卵、きのこ類に多く含まれるビタミンDは、
免疫力を上げ、アレルギー症状を抑える効果が
あることがわかっていますので、
ビタミンDも積極的に取りたい栄養素です。

一年中気をつける必要がある花粉症ですが、
マスクや薬の服用など外的な対策だけでなく、
身体の免疫力を上げる内部対策も行っていきましょう。





タグ



2013年7月27日 | カテゴリー:健康全般

あわせて読みたい関連記事