イメージ画像

花粉症の原因はこんなにあったんだ!メカニズムから症状まで花粉症を解明しよう。




どうしておこる? 花粉症のメカニズム

cont06-6

毎年、花粉予想がニュースで流れ、くしゃみや鼻水、
目を充血させた人が増えてきますが、
一体私たちの身体の中で何がおこっているのでしょう。

人には、体の外から入っている異物(抗原)に対して、
それを排除する抗体を作り対抗しようとする
システムがあります。

花粉に対しては、IgE抗体(免疫グロブリンE)
というものが作られ、これが肥満細胞の表面に
くっついて次の襲撃を待ち構えます。

何度も花粉の攻撃が繰り返されることにより
IgE抗体がどんどん作られ、
蓄積が一定量に達した時(かなり個人差あり)に、

再び花粉が侵入してくると、いよいよ
IgE抗体が様々な攻撃を開始するのです。

IgE抗体により、花粉との戦場となった肥満細胞は、
アレルギーをおこす化学伝達物質(ヒスタミンなど)
を放出し、神経や血管を刺激します。

知覚神経が刺激されると、脳へ異物の存在が伝えられ、
排除するために、目や鼻のかゆみ、くしゃみ、鼻水、
涙目がスタートします。

これらはすべて、花粉という敵を体外に排除しよう
という防衛システムなのです。

また、ヒスタミンで血管が刺激されると、
うっ血やむくみのため、鼻づまり、
充血などをおこします。

これも、花粉をそれ以上体内に入れないようにするためです。

こうして、体はいい事をしているはずなのに、
花粉症が始まってしまうのです。

そして、一定量の蓄積をしないと攻撃が始まらないため、
大人になってから花粉症になる人が多い、ということになります。

 

花粉症になる原因 (植物)

cont06-1

風によって受粉する花粉が鼻などに入り
花粉症をおこすのですが、
どんな植物の花粉が原因なのでしょう。

花粉症患者の約8割はスギ花粉と言われていますが、
その他にも季節によって原因となる植物は異なります。

スギ花粉のように、全国区ではない、
地域特有の花粉症というものもあるのです。

・冬~春
スギ、ヒノキ、シラカバ、イチョウ、マツ、セイヨウタンポポ、スズメノテッポウ

・夏~秋
ナガハグサ、ヘラオオバコ、エゾノギシギシ、ススキ、イラクサ、エゾヨモギ、
ブタクサ、アシ(ヨシ)、ヨモギ

 

花粉症になる原因 (体質、生活や環境)

cont06-2

同じ花粉を吸い込んでいるはずなのに、
発症する人と、しない人がいます。

その違いはどこにあるのでしょう。

下記にあげた個々の体質や生活環境が誘引とされています。

●アトピーや食物アレルギー、小児喘息、ハウスダストなどアレルギー体質の傾向がある人

●インスタント食品やコンビニご飯、ファストフード、スナック菓子などを多く食べる人
→ 添加物などは、アレルギーへの影響が大きいと言われる

●肉などのタンパク質を多く食べる人(食生活の欧米化)
→ 異物への反応が過敏になる=アレルギーになりやすい

●睡眠不足や不規則な生活をしている人
→ 自立神経が乱れ、免疫機能が低下しているため、アレルギーなどをおこしやすい

●気密性の高い都会の住居
→ ほこりやダニなどによるハウスダスト、新築の家でありがちな接着剤や化学物質でアレルギーを発症しやすい

●アスファルトに囲まれ、交通量の多い環境
→ 排気ガスによる大気汚染や、アスファルトにより花粉が土にくっつかず風で舞い上がる

●遺伝
→ 両親がスギ花粉の場合、子供が係る確率は55%~60%と言われている。

 

風邪と似ている花粉症の症状とは

cont06-4

花粉症の代表的な症状であるくしゃみ、鼻水、
目のかゆみや充血は、一見普通の風邪の症状と似ていて、
花粉症だと気がつかないことがあるようです。

しかし、アレルギーは症状の軽いうちに手を打った方が、
症状を悪化させずに済ますことができます。

風邪とあなどらずに、なかなか治らない症状があったら、
症状に応じた病院へ早めに行くことが大切です。

 

花粉症の主な症状

cont06-5

●鼻
・くしゃみを連発する
・鼻水が止まらない
・夜も眠れないほど、ひどい鼻づまり

●眼
・かゆくてたまらない
・涙が止まらない
・充血している

●その他
・ぼーっとしてしまい、思考力がなくなる
・頭痛がする

 

風邪やインフルエンザと花粉症の症状の違い

cont06-7

・インフルエンザのような高熱は出ず、でても微熱 。
・頭痛などがあっても、インフルエンザのような関節痛はほとんどない。
・くしゃみや鼻水、せきがあっても、風邪のような のどの痛みは少ない 。

普通、風邪をひいた時に出るくしゃみは、
せいぜい続けて3~4回ですが、

花粉症の場合はそれこそ 7~8回、
いや十数回続けて出る事もあります。

こうなったら、「風邪かな?」ではなく
「花粉症かな?」と疑ってみましょう。

 

花粉症かな、と思ったらどの病院に行く?

cont06-3

花粉症かなぁ、と思ったときには、
一体どの病院に行けばよいのでしょうか?

現在花粉症の知識も普及しているため、
耳鼻咽喉科、眼科、呼吸器内科、内科、皮膚科、
アレルギー科、小児科など、色々な医療機関で治療が可能です。

そこで、選択枝としては、

1.これから毎年お世話になるので、近くて通いやすい病院を選ぶ。
2.一番ひどい症状を専門としている病院を選ぶ
3.花粉症やアレルギーに詳しい耳鼻咽喉科か眼科を選ぶ

となります。

しかし、これから長い期間の治療が必要、という事を考慮すると、
継続して通いやすい病院を選ぶのが良いかもしれません。





タグ



2013年3月29日 | カテゴリー:健康全般 病気

あわせて読みたい関連記事