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人工甘味料はダイエットに良いわけではない!人工甘味料の影響を知りましょう。




人工甘味料はで元気な精子が減る?

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人工甘味料は、砂糖よりもカロリーが少なく、
ダイエット食品やダイエット飲料に
よく使われていますよね。

カロリーが少ないのに、しっかり甘いというのは、
ダイエット中の人にとっては嬉しいものです。

でも、ここ最近の研究で人工甘味料は、
健康に良くないことがわかってきているんです。

人工甘味料の代表格と言えば、アスパルテームです。

アスパルテームは砂糖の200倍の甘さがあり、
ダイエット飲料などに良く利用されている人工甘味料です。

京都府立大学の研究によると、
アスパルテームを毎日1回与えたマウスと
水だけを与えたマウスの精子を比較したところ、
水だけのマウスは元気な精子が25%だったのに対し、
アスパルテームを与えたマウスは
16%前後しかいなかったそうです。

マウスに与えたアスパルテームの量は、
動物に影響がないとされる量の
1000分の1だけだったそうですので、
同じ哺乳類の人間がアスパルテームを摂取すれば、
同じように元気な精子が減ってしまう可能性は
十分にありますよね。

人工甘味料で糖尿病に?

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人工甘味料を取ると、
糖尿病になるリスクが上昇するという研究が
2013年に発表されています。

フランスの国立保健医学研究所によると、
フランス人女性の食生活と健康を
1993年から2007年まで追跡調査したところ、
人工甘味料入りのカロリーオフの炭酸飲料を
1週間に500ml消費すると、
普通の炭酸飲料を同じ量飲んだ人よりも
糖尿病のリスクは15%高く、
1週間で1500ml消費すると
59%も高くなることがわかりました。

ただ、この追跡調査は食習慣は追跡しなかったことや
カロリーオフ飲料を好む人は
肥満の人が多い傾向にあることなどの要因も指摘しています。

確かに、カロリーオフ飲料を選ぶ人は
カロリーを気にしている肥満の人が多そうですし、
そういう人は食事のカロリーも高そうですよね。

人工甘味料は代謝異常になりやすい

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上記のフランスでの研究は、なぜ人工甘味料が
糖尿病のリスクを高めるかまでは発表していませんが、
イスラエルの研究で
糖尿病のリスクが上がる原因がわかったんです。

マウス実験や人間のグループを対象とした調査結果で、
人工甘味料には代謝に関わる腸内細菌のバランスを崩す作用
あることがわかったんです。つまり、

糖代謝のバランスが崩れてしまい、
血糖値が下がりにくくなって、
糖尿病になりやすくなるんですね。

これは、糖尿病に関する研究ですが、
人工甘味料が腸内細菌のバランスを崩してしまうなら、
身体の免疫機能などにも何か悪影響がありそうですよね。

人工甘味料はカロリーも控えめで
虫歯にもなりにくいというメリットはありますが、
糖尿病になりやすい、
元気な精子が減るなどのデメリットもあります。

さらには、うつ病や腎機能低下、
白血病のリスクの増加などの研究報告もありますので、
今後はきちんとした研究結果が出るまで、
人工甘味料の摂取は控えめにしたほうが良さそうです。





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2014年10月1日 | カテゴリー:食生活

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