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パソコン使用者の現代病首疾患、それは肩こり?首こり?いや、「パソコン首」なのだ




パソコン使用者のあたなはすでに「パソコン首」かも

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仕事でもプライベートでもパソコンを使うことが当たり前の現代。

そんな現代のパソコン使用者が
気をつけなければならない首の疾患があるのです。

「ただパソコンを使っているだけだから自分は大丈夫」

だと思っている方も、
もしかしてすでに体調不良を起こしているかもしれません。

首を鶴のように曲げて突き出し、肩を丸めてディスプレイを見つめている
といった状態で集中している人ほどよく見られる光景ですが、

それが首に負荷を与え体調を崩してしまうということなのです。

直立しているときは、首は背骨の上にバランスよく乗って
全体で頭を支えていますが、

パソコンを使用している際の頭を突き出した状態では、
5~6kgもあるとも言われる頭を首だけで支えている訳です。

この状態が、どれほど首に負荷をかけているか想像してみてください。

 

首はからだの中心である

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人間の体の中で、「どこよりも首が大切」と言われるのは、
脳に血液を送る頚動脈、呼吸を保つ気管、食物を胃に送る食道、

様々なホルモンを分泌する甲状腺、
身体を動かすための全神経が集結した脊髄など、

生きていく上で大切な器官が集まっているからです。

首は思っているより人体にとって急所です。

大変傷つきやすいので、意識して生活してください。

 

首の異常は全身の異常

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考えている以上に、首の異常は健康に直結しています。

せり出した頭を必死で支えている首は、
まず肩こりや首こりをおこします。

またそれだけにとどまらず、過度の負担が続くと、
首の歪みや変形をおこし、自律神経を圧迫して、

呼吸、代謝、消化機能という生命活動の維持や調節機能が
狂ってしまい、全身にトラブルがおこるのです。

軽いものでは頭痛や下痢、目の疲れや腕のしびれ、
ひどくなると不眠症やうつ症状がおこる場合もあります。

 

首の異常がないか、今すぐチェックしてみよう!

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□ 首に慢性の痛みがある
□ 首や肩のこりがひどく、寝ているだけでも肩がこる
□ 首がつったり、寝違えたりしやすい
□ 朝起きた時に、首が痛いことがある
□ 頭の重さを感じたり、首がだるくて支えているのが辛い
□ 枕が合わない、と感じたことがある
□ うつ伏せで寝ると首が痛くなり、背中が痛くて起きたことがある
□ 首や肩の痛みで頭痛や吐き気がすることある
□ 首がうまく回せず、特に片側にまわすのが難しい
□ 首を回したり、上を向くとめまいや手のしびれを感じる
□ 首がギクリとしたり、急にうまく動かなくなったりする
□ 首を自分でボキっとして、楽になったことがある
□ 本を読んだりパソコンをした後に、首に異常を感じる
□ 力仕事をしたあとに、首に痛みを感じる
□ 首がつまった感じがして、耳鳴りがしたりする

*3つ以上思いたる事があったら、
首に問題があるかもしれないので、注意しましょう。

 

パソコン首以外でもおこる首の負担

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通常、足指、指の付け根、かかとの3点で身体を支えているため、
重心が保たれているのですが、

足に外反母趾や浮き指があると、
足の指がきちんと踏ん張れず、重心がずれてしまいます。

その不安定さを首が補っているのですが、
歩くたびにねじれや衝撃が繰り返され、

ついには首が変形してしまい
自律神経を圧迫してしまうのです。





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2013年4月9日 | カテゴリー:予防 健康全般

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