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皮膚が乾燥する要因と、乾燥を予防するための方法を知りましょう。




皮膚が乾燥する要因は?

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冬になると、空気が乾燥しますので
皮膚もカサカサに乾燥してしまうという人も多いと思います。

でも、皮膚が乾燥する要因は
空気が乾燥しているからだけではないんです。

皮膚が乾燥する要因について知りましょう。

皮膚が乾燥する要因の1つ目は、皮脂の分泌低下です。

皮脂というと、テカテカしてベトベトになるから、
皮脂は皮膚の大敵!と思っているかもしれません。

確かに、多すぎる皮脂は良くありませんが、
皮膚を乾燥から守るためには、適度な皮脂が必要なんです。

皮膚の表面を脂分である皮脂が覆っていることで、
水分の蒸発を防いでくれますが、
この皮脂の分泌量が低下すると、水分の蒸発量が増えますので、
皮膚が乾燥してしまいます。

2つ目の要因は、天然保湿因子(NMF)量の低下です。

アミノ酸の一種である天然保湿因子は角質細胞内に存在していて、
水分を大量に抱え込む性質を持っているんです。

つまり、天然保湿因子が多いと、皮膚の水分量は増える、
逆に少なくなれば乾燥することになります。

この天然保湿因子の量は、
ストレスや年齢、睡眠、紫外線などによって左右されます。

通常は、この2つの要因に加えて、空気の乾燥や紫外線、
アレルゲンによる皮膚の防御機能の破壊などが
皮膚を乾燥させることになります。

皮膚の乾燥は生活習慣で予防

眠る女性

では、皮膚を乾燥させないためにはどうしたら良いのでしょう?

まずは、生活習慣を見直しましょう。

先ほども述べましたが、天然保湿因子の量はストレスや睡眠、
紫外線などに左右されます。

ストレスは溜め込まず、睡眠はしっかり取り、
日焼け止め対策はきちんと行うようにしましょう。

また、喫煙も皮膚を乾燥させる生活習慣です。

喫煙は末梢血管の血流障害を招きますので、
皮膚に十分な酸素や栄養が行き届きません。

そうすれば、皮脂の分泌量や
皮膚の細胞の防御機能にも影響が出ますよね。

皮膚の乾燥を避けるためには、規則正しく、
健康的な生活習慣が大切なんです。

皮膚の乾燥は食事で予防

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皮膚の乾燥は食事でも予防することができます。

栄養は偏っていないでしょうか?

ビタミンやミネラル、
たんぱく質、脂質はバランスよく取っていますか?

ダイエットのために脂質を取らないようにしている
という人もいるかもしれませんが、
脂質は人間にとって必要な栄養素ですし、
脂質が不足すれば皮脂の分泌量も低下しますので、
脂質も適量取らなくてはいけません。

皮膚を乾燥から守るために、
積極的に摂取したい栄養素は皮膚細胞を作るたんぱく質、
皮膚の粘膜を正常に保つビタミンA、
肌に潤いを与え細胞の老化を防ぐビタミンE、
細胞を強化しメラニン色素を抑制するビタミンCです。

たんぱく質、ビタミンA、ビタミンE、
ビタミンCを積極的に取りつつ、
栄養のバランスの良い食事で皮膚の乾燥を防ぎましょう!





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2015年1月31日 | カテゴリー:皮膚

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