どんなに健康に良くても食べ過ぎはNG?食べ過ぎると健康に悪い食品を知りましょう。
食べ過ぎ注意=トマト
健康に良いとされる食べ物も、
食べ過ぎると健康に悪いことがあります。
健康に良いからといって、ドンドン食べていると
逆に不健康になってしまうかもしれないんです。
そんな食べ過ぎ注意の食品や飲み物を紹介します。
食べ過ぎ注意の食品1つ目は、トマトです。
トマトにはビタミンAやビタミンC、ビタミンE、
カリウムなど栄養素がたっぷり含まれています。
「トマトが赤くなると、医者が青くなる」とも言われるほどです。
しかも、低カロリーなんです。
そして、トマトの栄養を話す上で
欠かすことができないものがリコピンです。
リコピンは、抗酸化作用が高いので、
がんや動脈硬化などの生活習慣病を予防してくれます。
また、老化防止やアトピー性皮膚炎の抑制にも効果があります。
でも、トマトは酸が強いですよね。
トマトを食べ過ぎると、
トマトの酸が食道の粘膜を傷つけてしまう可能性があるんです。
そのため、逆流性食道炎を悪化させることがあります。
また、食道の粘膜の傷は食道がんの原因になるかもしれません。
食べ過ぎ注意=ほうれん草
食べ過ぎに注意したい食品の2つ目はほうれん草です。
ほうれん草には、ビタミンAやビタミンC、ビタミンE、
葉酸、鉄分、食物繊維、ルテインが豊富に含まれています。
ほうれん草は数ある野菜の中でも、
「栄養の王様」と言えるほど、栄養豊富な野菜です。
でも、ほうれん草にはシュウ酸が含まれているんです。
シュウ酸は唾液中のカルシウムと結びついて、
シュウ酸カルシウムになり、
腎臓結石や尿路結石の原因になる石となるんです。
尿路結石はとても痛いですし、結石ができやすい体質の人は
ほうれん草の食べ過ぎには注意しましょう。
飲み過ぎ注意=コーヒー
食べ過ぎに注意したい食品の3つ目は、コーヒーです。
コーヒーは「飲み過ぎ注意」ですね。
コーヒーには、クロロゲン酸というポリフェノールが
たっぷり含まれています。
ポリフェノールは、抗酸化作用が有名ですよね。
ポリフェノールは、がんや動脈硬化、糖尿病、
老化を予防してくれます。
また、カフェインは心臓病やパーキンソン病、
認知症に有効であることがわかっています。
でも、飲み過ぎはやっぱり健康に悪いんです。
コーヒーを飲み過ぎると、カフェインの影響で
コルチゾールというホルモンが多量に分泌されます。
コルチゾールが増えると、慢性的な疲労を感じたり、
免疫力が落ちたり、性ホルモンが不足したりするんです。
どんなに健康に良い食品でも、
食べ過ぎや飲み過ぎは不健康の素なんですね。
健康に良いとされる食品でも、
適量に留めておくように注意してください。