イメージ画像

積極的に摂りたい栄養素「カロテノイド」を効率よく摂取する3つのコツ




油と一緒に食べる

Picture 010

最近注目されている栄養素といえば、カロテノイドですよね。

カロテノイドとは天然の色素のことです。

トマトの赤やニンジンのオレンジは、
カロテノイドによるものなんです。

このカロテノイドは抗酸化作用が高いために、
注目されているんです。

抗酸化作用は生活習慣病やがん予防に役立ちますし、
それぞれの性質によって、体内でビタミンAに変わったり、
アトピーなどの症状を改善したり、
白内障を予防したりします。

健康に良いカロテノイドは、
できるだけ効率よく摂取したいですよね。

カロテノイドの効率的に摂取するためのコツを3つご紹介します。

1つ目は、油と一緒に食べることです。

カロテノイドは油と一緒に食べることで、
吸収率がアップするんです。

そのため、油で炒めたり、
揚げたりして食べると良いでしょう。

この時に気をつけたいのは、良質な油を使うことです。

オリーブオイルやエゴマ油など体に良いオイルを使うと、
さらに健康効果はアップします。

加熱調理する

160705-2

カロテノイドを効果的に摂る2つ目のコツは、
加熱調理することです。

伊藤園中央研究所の研究によると、
βカロテンは、生のにんじんよりも
ゆでたにんじんのほうが34%も吸収率が高いことが
わかっています。

そのため、緑黄色野菜からカロテノイドを摂るときは、
サラダのように生で食べるのではなく、
ゆでたり炒めたりしてから食べると良いでしょう。

トマトのリコピンも、加熱してからのほうが
吸収されやすいことがわかっています。

炒め物にすると、加熱調理できて、
さらに油と一緒に摂れますので、
吸収効率は一番良いかもしれませんね。

保存は冷暗所で

SANYO DIGITAL CAMERA

カロテノイドを豊富に含む緑黄色野菜を買ってきたときは、
どうやって保存していますか?

カロテノイドを効率よく摂取するためには、
冷暗所で保存しましょう。

直射日光が当たるような場所に置いておくと、
色が薄くなることがありますよね。

あれは、酸化して退色してしまっているんです。

カロテノイドは色素ですから、色が薄くなってしまったものは、
その分カロテノイドの量も少なくなっていることになります。

緑黄色野菜を買ってきたら、
新鮮なうちにすぐに調理するのが最も良いのですが、
もし保存する場合は酸化しないように
冷暗所で保存するようにしましょう。

また、購入する時は、色が濃いもの、
色ができるだけ鮮やかなものを選ぶと良いですね。

カロテノイドは健康効果が非常に高いので、
積極的に摂りたい栄養素です。

油と一緒に食べる、加熱調理をする、
保存する時は冷暗所で保存するという3つのことを守って、
カロテノイドを効率よく取りようにしましょう!





タグ



2016年7月5日 | カテゴリー:食生活

あわせて読みたい関連記事