足に合った靴、歩き方を正しく矯正するだけで、手軽に健康になれるんです
意外にも間違っている!私達の走るという事の常識
皆さんは、正しい走り方ってご存じですか?
走る時はかかとから着地するって、
学校で教わった人もいませんか?
でも、この走り方が有効なのは、実はクッションの入った
ランニングシューズを履く場合だけなんだそうです。
それ以外の靴の場合には、全く逆で、
爪先から着地して、地面からの衝撃を和らげるのが
体の構造に適した走り方なんだそうです。
これって、凄く意外ですよね!
というより、ランニングシューズなら、かかとから、
それ以外は爪先から着地って言われても、
簡単に使い分けなんて出来ませんよね。
大真面目に実践したら、反対に危険なような気が
するんですけど、皆さんはどのように思いますか?
実は足に悪いハイヒールでの歩行方法
女性の場合には、お洒落用のハイヒールを
持っていらっしゃる方も多いかと思います。
ところで、ハイヒールがどうして、
あのような不安定な形をしているのかご存じですか?
元々、ハイヒールは、
男女問わずヨーロッパ人貴族が履いていたものでした。
ヨーロッパは19世紀に入るまでは、下水道が未発達だったんです。
結果、地面は汚物だらけ、
普通の靴では、あっと言う間に汚物まみれになります。
そこで、考えられたのが、接地面積を狭くして、
足を出来るだけ地面から離したハイヒールだったのです。
しかし、ハイヒールにはもう一つ、
女性には嬉しいポイントがあります。
それは不安定な姿勢になるので、足のふくらはぎに力が入るのです。
そうなると、
ふくらはぎが締まってキレイな脚線を造る事が出来るのです。
ただ、ハイヒールにはデメリットの部分も大きく、
まずハイヒールを履くと足首が完全に固定されてしまいます。
こうなると、どうしてもすねやふくらはぎを
使わない歩き方になってしまうのです。
このふくらはぎの筋肉には、足まで下りて来た血液を
上半身に送り返すポンプ機能があります。
ですが、ハイヒールを多用していると、
ふくらはぎの力が弱まってしまい、
結果、血液を送りだす力が弱まってしまいます。
そうなると、下半身にある老廃物が送り出されず溜まるようになり、
足のむくみや、デコボコのセルライトが発生する原因にもなります。
ハイヒールを控え、足に合った靴を履く事で健康を取り戻すそう
ハイヒールを長時間履く事で、姿勢に無理が掛かり、
骨盤に歪みが生じて、腰痛などに発展してしまう場合があります。
これを防ぐ為には、やはり長時間に渡って、
ハイヒールを履き続けるのは控えた方がいいですね。
どうしても会社ではハイヒールでないと格好が付かないという人は、
せめて通勤や休日はウォーキングシューズを履くのはどうでしょう。
足にフィットした靴を選ぶ事で、
衰えていたふくらはぎの筋肉を再びアップさせる事が出来ますよ。
靴の次には正しい歩き方を実践
靴を変えても、歩き方がよくないと、結局姿勢は悪いままです。
そこで正しい歩き方も合わせて実践しましょう。
まずは姿勢ですが、
背筋を伸ばし、あごを引いてまっすぐ前方を見ましょう。
そして、お腹を引っ込めて、
おしりにグッと力を入れて引き締めます。
イメージとしては、目に見えない糸で
天井から引っ張られているのをイメージしましょう。
歩き方としては、腕を振る事をイメージしましょう。
前ではなく、後ろを意識して力強く振り切ります。
前に腕を大きく振ると、体が引っ張られて
猫背になりやすくなりますので、注意しましょう。
歩き方としては、
①かかとから着地して
②あしの裏を経由して
③つま先へと体重を移動する
事を意識しましょう。
この重心移動をスムーズに行う事が結構重要で、
かかとにばかり体重をのせたり、
つまさきに体重がかかると美しくありません。
ハイヒールだと、どうしても歩き方は不安定になりますので、
正しい歩き方を実践する時には運動靴で行いましょう。
歩き方が良くなると健康になる
靴を歩きやすい靴に変えて、
正しい歩き方を実践すると、腰痛が改善されます。
また女性の場合には、お尻を鍛える事に繋がるので
ヒップラインが上がり、スタイルが良くなります。
他にも、姿勢が矯正される事で、肩コリが解消されたり、
新陳代謝が活発になってダイエットにも繋がります。
何よりも最高なのは、
ただ歩くだけなので、元手要らずで安上がりという事ですね。