食糧難に備えて覚えて損はない昆虫食?イモムシも食べる事が出来るのです
来るべき食糧難に備えよう、世界の美味しいと評判の昆虫
ゲリラ豪雨や世界的な洪水と干ばつ、
それに多発する竜巻きの被害を見ると、
異常気象、食糧危機の言葉が浮かびます。
それに対して、どのような対策を立てられるか?
家庭菜園、食糧の備蓄、色々方法はあるでしょう。
その中に、非常時に食べられる昆虫の知識を加えるのも
悪くない方法かも知れません。
昆虫は、牛や豚のように、
人が手間暇かけないと食べられない家畜とは異なり、
放置しておいても、環境さえ適合すれば、
どんどん増殖していく、食糧としては頼もしい存在です。
では、具体的に世界で美味しいと言われる昆虫は、
どのようなものなのでしょうか?
世界一美味しいのは、イモムシが湧いて出ているイタリアのチーズ
世界中で食用として食べられている昆虫は、
細かく分類すると1200種類もあるそうです。
その中でもダントツの1位は、
イタリアのカース・マルツというイタリア、
サルディーニャ地方の食べ物です。
カース・マルツとは、腐ったチーズという意味で、
文字通り腐敗が進んだチーズからは、
半透明のイモムシが湧いています。
人によっては、
イモムシをのける人もいるそうですが珍味として、
そのまま食べる人も多いのだとか・・。
カンボジアの滋養強壮昆虫、タランチュラ
その恐ろしげな姿から、ホラー映画にも取り上げられた
毒クモ、タランチュラはタイに生息しています。
しかし、カンボジアの人にとってのタランチュラは、
子供のオヤツとして有名な食糧なのです。
以前には、病人に与える滋養強壮の薬だったそうですが、
医療品の普及でタランチュラの地位にも
変動があったようです。
そのままでは、全身を覆う毛が邪魔で食べられないので、
あぶりますが、チョコレートに似た味だと言います。
ベルギーチョコに埋め込まれた、巨大な女王ハキリアリ
ヨーロッパにも、昆虫を食べる習慣があるようで、
ベルギーには、特産のチョコレートにコーティングされた、
巨大な女王ハキリアリが普通に販売されています。
ただのアリでも、アップで見ると、
ザ・昆虫ですが、
それも女王アリとくるとインパクトの強さは強烈です。
食べると免疫力をUPさせる効果があり、
味はナッツに似ていて美味だという事だそうです。
日本にも、イナゴのように
佃煮として一般に食べられている昆虫もありますが、
世界的に見れば、まだまだ、ポピュラーとは言えません。
今後の事も考えて、日本でも、
日本初の美味しい昆虫を繁殖させておく必要が
あるのかも知れませんね。