疲労は身体の危険サイン??疲労回復方法を知っておきましょう。
疲労は身体が悲鳴をあげている状態
「なんとなく疲れている」、「疲れが取れない」と
疲労に悩んでいませんか?
疲れていても、「頑張れば何とかなる!」と思い、
疲れを溜めたまま生活するのは危険です。
疲労は、発熱・痛みと並ぶ
生体の3大アラームと言われています。
つまり、疲れを感じるということは、
身体が悲鳴をあげている状態なんです。
このまま疲労を溜めておくと、
「身体に何らかの悪影響が出るかも!」
という注意信号なんですね。
そのため、疲れを感じたら、しっかり休息を取りましょう。
休息は、脳の疲れにも筋肉の疲れにも有効です。
忙しくて休んでいる暇がないという人もいると思いますが、
無理して休息を取らずに疲れを溜めたままにしておくと、
体調を崩してしまいます。
体調を崩して長期間休むのと、
疲労回復のために少し休むのを比べてみると、
時間的にも効率的にも疲労回復に努めたほうが良いですよね。
何とか時間をやりくりして、
少しでも休息の時間を取るようにしてみましょう。
疲労回復は食事でもできる
疲労回復の効率を上げるためには、
休息だけではなく食事にも気を付けてみましょう。
まずは、栄養のバランスを考えた食事を取りましょう。
炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、
ミネラルは大切な栄養素です。
特に、肉体疲労を感じている場合は、
ビタミンB1、クエン酸を取りましょう。
ビタミンB1は、疲労物質である乳酸を
エネルギーに変えてくれる作用がありますので、
乳酸を蓄積させず、疲労回復を早めてくれます。
また、クエン酸は乳酸が作り出されるのを抑制してくれます。
また、脳が疲れているときは、
ビタミンCやパントテン酸がおすすめです。
脳が疲れるとストレスを感じやすくなりますよね。
ビタミンCやパントテン酸は、
ストレスへの抵抗力を上げてくれる作用があるんです。
もちろん、
栄養のバランスが取れた食事をすることが大前提ですので
それに加えてちょっと意識して、ビタミンB1 やクエン酸、
ビタミンCを多めに取ることをおすすめします。
昼寝とコーヒーが疲労回復に最も効果的?
海外で、昼寝とコーヒーが疲労回復に最も効果的
であるという調査結果が発表されました。
これは、コーヒーを飲んでから
昼寝を20分間だけするというものです。
コーヒーには覚醒作用のあるカフェインが含まれていますが
それは飲んでからすぐではなく20分後から作用し始めるため、
昼寝を20分して起きると、スッキリ起きることができ、
疲労回復に効果があるとのことです。
これは、肉体的な疲労ではなく、
脳の疲労に効果があります。
そして、完全に疲労回復をするというわけではなく、
午前中の疲れを取って、
午後の仕事の効率を上げるためのものと
考えたほうが良いでしょう。
でもこのコーヒーを飲んでから20分間の昼寝は、
今日からでもできますし、
とても簡単にできる疲労回復方法ですよね。
午後に眠気を感じるという方は、
一度試してみてはいかがでしょうか?