ヨガで心疾患を予防できる？ヨガの健康効果について知りましょう。

ヨガで自律神経のバランスを整える

ヨガはいつでも気軽にできて、それほどきつくないのに、
健康に良いエクササイズというイメージがありますよね。

でも、ヨガをすると具体的にどんな健康効果があるのかは、
イマイチわからないという人も多いと思います。

ヨガの健康効果をご紹介します。

ヨガは自律神経のバランスを整えてくれます。

生活リズムが不規則だったり、ストレスが溜まったりすると、
自律神経のバランスが乱れて、心身の不調が出てきます。

たいていの場合、自律神経のバランスが乱れると、
緊張や集中を司る交感神経が優位となり、
副交感神経の働きが弱くなります。

交感神経が優位になると、呼吸は浅く速くなりがちです。

ヨガは深くゆっくりとした呼吸をしながら行います。

意識的に深くゆっくりとした呼吸をすることで
弱まっていた副交感神経の働きを活発にして、
自律神経のバランスを整えることができるんです。

自律神経のバランスが整えば、
リラックス効果や精神的な安定効果だけでなく、
免疫力がアップしたり、ホルモンバランスが整いますので、
身体の機能が向上します。

ヨガは腰痛にも良い

ヨガの効能は自律神経のバランスを整えることだけではありません。

腰痛改善にも効果があるんです。

イギリスで行われた調査によると、
慢性の腰痛を抱えている313人を無作為に2つのグループに分けて、
1つのグループは週に1回75分のヨガを12週間行ってもらい、
もう1つのグループには一般的な腰痛のケアを行うようにしました。

その結果、週1回のヨガを行ったグループは、
3ヶ月後、6ヶ月後、12ヶ月後に
有意に腰痛が改善されたという結果が出たんです。

この調査結果から、ヨガは腰痛の一般的なケアよりも
腰痛改善に効果があることがわかりました。

週1回75分だけなら、忙しい人でも今すぐ始められますよね。

ヨガで心疾患を予防？

ヨガは心疾患を予防してくれるかもしれません。

オランダのエラスムス大学医療センターと
アメリカのハーバード大学の共同研究によると、
ヨガには悪玉コレステロールの抑制や減量、
血圧の正常化などの作用があることがわかりました。

悪玉コレステロールが減少し、血圧が正常になれば、
動脈硬化の予防や高血圧の予防になりますので、
血管に余計な負担をかけることがありません。

そうすれば、心筋梗塞などの心疾患や脳卒中を
予防することができます。

ヨガによる悪玉コレステロールの抑制や減量、
血圧の正常化作は、ジョギングやサイクリングと
同程度の効果があるとのことですので、
運動が苦手という人はピッタリですね。

また、ヨガを定期的に行うと、
禁煙しやすくなる傾向があるそうですよ！

自宅でも少しのスペースがあれば、
いつでも気軽に始められることがヨガのメリットです。

今日からヨガを始めてみませんか？