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脚がむくむのはなぜ?脚がむくむ病気はこの3つ!知っておきましょう




脚がむくむ病気=下肢静脈瘤

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夕方になると脚がむくんでしまう
という悩みを持っている人は多いと思います。

一般的な脚のむくみは、脚の筋肉を動かすようにしたり、
一晩横になって休めば解消されますが、
なかなか解消されない脚のむくみもあるんです。

長期的に続く脚のむくみには、
深刻な病気が潜んでいることもあります。

脚のむくみが症状に現れる病気3つを知っておきましょう。

脚のむくみが現れる病気1つ目は、下肢静脈瘤です。

静脈は動脈に比べると、どうしても血液の流れが遅くなり、
逆流しやすくなりますので、
血液の逆流を防ぐために静脈には弁がついています。

でも、この弁の機能が低下したり、機能しなくなると、
脚の静脈を流れる血液は停滞しやすくなります。

脚は心臓から遠い部位ですし、脚の血液が心臓に戻るには、
重力に逆らう必要がありますので、
脚の静脈の弁が壊れてしまうと、
脚に血液が溜まった状態が続きます。

そうすると、脚にむくみが出るんです。

脚がむくむ病気=心不全

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心不全でも脚のむくみが現れます。

心不全は心機能が低下して、
心臓のポンプ機能が低下した状態のことです。

心臓のポンプ機能が低下すると、
心臓から血液を送り出す力が弱くなりますので、
血液の流れが弱くなります。

そうすると、心臓から遠い位置にある脚は、
さらに血流が弱くなり、
脚に血液が溜まりやすくなってしまうんです。

血液が溜まれば、下肢静脈瘤と同じように脚にむくみが出ます。

同じ脚に血液が溜まった状態でも、
下肢静脈瘤は静脈の弁が壊れたことが原因で、
心不全は心臓のポンプ機能が低下したことが原因
という違いがあります。

脚がむくむ病気=肝臓病&腎臓病

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肝臓病や腎臓病でも脚のむくみが出ます。

肝臓や腎臓が原因のむくみは、
脚に血液が溜まったことが原因ではなく、
アルブミンというタンパク質の一種である物質が
関係しています。

アルブミンは体の栄養状態の指標になり、
血液中のアミノ酸を細胞に届けたり、
血管内の浸透圧を調整する役割があります。

そして、そのアルブミンは肝臓で合成され、腎臓でろ過されます。

そのため、肝機能が低下していれば
アルブミンは合成されなくなりますし、腎機能が低下していれば
アルブミンがどんどん尿中に排泄されてしまうんです。

アルブミンが少なくなれば、血管内の浸透圧が狂って、
血管外から血管内に水分を引き込めなくなってしまいますので、
血管外の水分が増えて、それが細胞の隙間に溜まり、
むくみが生じます。

肝臓や腎臓が原因のむくみは、脚にもむくみが出ますが、
脚だけではなく顔や全身にもむくみが出ることが特徴です。

脚のむくみが出る病気には、
下肢静脈瘤、心不全、肝臓病や腎臓病がありますが、
どれもすぐに適切な治療を受ける必要がありますので、
なかなかむくみが治らないという人は、
早めに医療機関を受診するようにしましょう。





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2015年9月28日 | カテゴリー:手・足

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