健康のためにランニングをするなら守るべき3つの注意点。しっかり守りましょう
膝への負担を考えよう
健康のために、
軽いランニングを始めようと思っている人のために
3つの注意点をご紹介します。
ランニングを始めるにあたっての注意点の1つ目は、
膝への負担を考慮することです。
走ることは予想以上に膝への負担をかける行為なのです。
ランニング中の着地は自分の体重の3倍の衝撃がありますので、
一歩ごとに片方の膝にあなたの体重の3倍の負担が
かかることになります。
そのため、膝の負担を軽減するための方法を
きちんと実践しましょう。
まずはクッション性の高いランニングシューズを用意することです。
普通のスニーカーではなく、
ランニング用のシューズをはくことで、膝への負担を軽減できます。
また、ウォーミングアップとクールダウンで
膝の関節や筋肉をケアしてあげることや
運動不足の人は最初はランニングではなく、
ウォーキングから始めるようにすると良いでしょう。
脱水症状に注意しよう
ランニングを始める時の注意点2つ目は、
脱水症状に注意することです。
ランニング中は、想像以上に汗をかくものです。
体温が上がって、
自分では気づかないうちに汗が蒸発していきますので、
「そんなに汗をかいていない」と思っていても、
体内の水分は失われているんです。
さらに、呼吸が速くなれば、
呼吸からも水分は蒸発していきます。
ランニング中に脱水症状になれば、
めまいや頭痛などの症状が起こるだけでなく、
血液がドロドロになって血栓ができやすくなり、
心筋梗塞や脳梗塞のリスクが上がりますので、
ランニング前はしっかり水分補給をするようにしましょう。
また、長時間走る場合は、小さな水筒やペットボトルを持って、
いつでも水分補給ができるようにしておいたほうが安心です。
心疾患や高血圧の人は注意して
ランニングを始める時の3つ目の注意点は、
基礎疾患がある人は自己判断でランニングを始めないことです。
あなたは心疾患や高血圧の持病を持っていないでしょうか?
ランニング中は心拍数が上がり、
心臓に負担をかけますし、血圧も上昇します。
そのため、心疾患がある人や高血圧の人が
自己判断でランニングを始めると、突然の不整脈による心停止や
血圧が急上昇したことでの脳出血を起こす可能性があるんです。
そのため、いくら健康のためとは言っても、
持病のある人がランニングを始める時は、
主治医に相談して、どの程度の強度の運動はOKなのか、
どんな運動だと健康増進につながるのかを
確認すると良いでしょう。
健康のためのランニングでも、
3つの注意点を守らないと、健康への悪影響が出てきますので、
3つの注意点をしっかり守って、
楽しく健康にランニングを始めましょう。