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もっとも簡単な健康法は、前向きでよく笑うこと?前向きな気持ちで死亡リスクが低下?




前向きな気持ちで死亡リスクが低下?

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「病は気から」と言いますが、
精神的な部分は私たちの健康に大きくかかわっていることなんです。

前向きな気持ちの人は、
がんの死亡リスクが低いことがわかったんです。

国立がん研究センターや東京大学などの共同チームは、
全国のがんではない50~79歳の男女5万5000人の生活を追跡調査し、
「前向き」や「逃避型」、「特に定まっていない」などに分類して
がんの発症や死亡リスクに違いがあるかを調べました。

その結果、前向きな対処をする人は、
特に態度が定まっていない人と比べて、
がんを発症するリスクには差がなかったものの、
がんで死亡するリスクは15%低いことが判明しました。

これは、前向きな人は検診を受けて早く病気を見つけたり、
早期に診断されたりする確率が高いため、
がんで死亡するリスクが低いのではないかと
考えられています。

笑うことで健康に?

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前向きな気持ちを持っていることで、
がんの死亡リスクを下げることができますが、
笑うことでも健康になるって知っていますか?

笑うことで、間脳に刺激を与えます。

間脳は免疫機能をコントロールしている部分であり、
笑うことで間脳に刺激が加わると、
情報伝達物質である神経ペプチドが産生されます。

そして神経ペプチドは免疫機能に関わるリンパ球の1つである
NK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化して、
免疫力をアップさせるんです。

つまり、笑うと免疫力がアップするので、
感染症にかかりにくくなりますし、
がん細胞をやっつけてくれるので、
がんのリスクも下がるというわけなんです。

先ほどの国立がん研究センターや
東京大学の研究の前向きな人は
がんの死亡リスクが低いという研究結果をご紹介しましたが、
前向きな人は後ろ向きや逃避型の人と比べて、
笑う機会が多いので、笑うことでNK細胞が活性化され、
がんの死亡リスクを下げているという側面
あるかもしれませんね。

やっぱりストレスは万病のもと

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ここまで前向きでよく笑う人は、
がんや病気にかかりにくくなると説明してきました。

つまり、私たちの健康状態は精神的なものに大きく左右され、
ストレスを抱えていることは良くないということです。

ストレスを感じると、
「前向き」や「よく笑う」とは真逆の状態になりますよね。

実際に、ストレスを抱えると、
交感神経が優位になりますので、血圧や心拍数が上がり、
心臓や血管に負担を書けますし、
自律神経のバランスが崩れて、
免疫機能が下がってしまうんです。

もしかしたら、一番簡単にできて、
さらに効果が高い健康法は常に前向きで笑うこと、
ストレスを解消しストレスフリーな生活を送ること
なのかもしれませんね。

今日から、すべての物事に前向きに対処し、
意識的に笑う生活を始めてみませんか?





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2016年5月19日 | カテゴリー:ストレス 健康全般

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