媚薬にも胃がんの予防にもなる食品がある?バイアグラ効果をもつチョコ販売か
バイアグラ効果をもたらすチョコレートが発売?
チョコレートと言えば、甘い、疲れが取れる、
バレンタインなどのさまざまな事を連想しますが、
これに将来バイアグラ効果が加わるかもしれません。
世界最大のチョコレートメーカーである
スイスのバリーカレボー社は、かねてより
「カカオには血流量を増やす働きがある」
と主張してきましたが、その主張が
欧州食品安全機関により、正式に認められたのです。
それがどうしたのか?と思うかもしれませんが、
これは遠まわしにバイアグラ効果のあるチョコレートが
誕生するという事に、つながってきたりするのです。
南米のアステカでは「愛の食べ物」だったチョコレート
実は、チョコレートが甘くなったのは、ヨーロッパに
入ってから砂糖が加えられるようになったからです。
本来のチョコレートは南米原産で苦く、媚薬として珍しく
貴重な食品とされて貨幣の代わりにさえなりました。
媚薬になった秘密はトリプトファンとフェニルエチルアミン
現在販売されているチョコレートには、
トリプトファンやフェニルエチルアミンは、
ほとんど含まれていません。
しかし、本来のチョコレートには、人間をHな気分に
させるフェニルエチルアミンが豊富に含まれていました。
その為にチョコレートは愛の食べ物になっていたのです。
カカオの中に含まれるフラバノ―ルに血液量増加効果も
バリーカレボー社は、カカオに含まれるフラバノ―ルには、
血流量を増やす働きがある事を付きとめました。
通常フラバノ―ルは、製造過程で取り除かれますが、
これを温存した美味しいチョコレートを作る事が
急務とされてきました。
イギリスのザ・デイリーメイル紙によれば、
同社は、すでにフラバノ―ルを80%維持したActicoaという
チョコレート製造ラインを確保したと言われています。
チョコレートで血流量を増加させてどうするのか?という疑問
バリー・カレボー社は、このバイアグラチョコレートについて、
まだコメントする段階にはないとして、公表してはいません。
しかし、血流量を増加させる効果のあるフラバノールと、
トリプトファンやフェニルエチルアミンを全て合わせて考えると、
これは、バイアグラ効果のチョコレート以外には
ないのではないか?というのが世間の反応です。
バイアグラは薬品で、副作用で死亡事故も起きている
劇薬ですので、関心はあっても使うのはちょっと・・・
という方も多いようです。
しかし、バイアグラ効果ありチョコレートならば、
食品ですから、副作用もなく利用できるという事に
なるかもしれません。
チョコレートの効能について、少しおさらい
チョコレートは、どちらかと言うと、高脂肪・高カロリー
食品ですから、美味しいですけど、太る・虫歯になる・鼻血が
出るなど、あまりイメージはよくありませんが、
キチンと付き合えば、体にプラスになる効果もあります。
特に、チョコの原料であるカカオには豊富な
ポリフェノールが含まれていて、
すぐれた抗酸化作用が期待できます。
それ以外にも動脈硬化の予防作用があり、
コレステロール値を下げ、ガンの発生をおさえる効果も
あります。
チョコレート消費量が多いと胃ガンの発生率が減少する
また、チョコレートの消費量に関するデータには
面白いものがあります。
チョコレートをたくさん食べる国では、
胃ガンによる死亡者が少ないというものです。
例えば、一人あたりのチョコレート年間消費量が
最も多いスイスと日本を比較したデータによれば、
スイスのチョコレート消費量は日本の約6倍で、
胃ガンによる死亡者数は約4分の1となっています。
それ以外にも、チョコレートの甘い香りには、
集中力や記憶力を高める効果があったり、テオブロミンと
いう成分に、神経を鎮める効果があったりします。