緑茶のカテキンパワーで健康になろう!カテキンを多く含む緑茶とは?
緑茶の種類
私たち日本人が日常的に飲むお茶といえば、緑茶ですよね。
緑茶には、様々な種類があることを知っていますか?
最も日常的に飲まれているのは煎茶ですが、
そのほかに玉露や抹茶、かぶせ茶、ほうじ茶などが
有名だと思います。
緑茶の種類を細かく分類すると、
15種類以上にもなるんですよ。
この緑茶の種類は、
元々は同じ茶葉から作られていますが、
栽培過程や摘み取った後の製造過程によって
分けられています。
また、一番茶、二番茶、三番茶、秋冬番茶という分類でも
分けることができます。
一番茶はいわゆる新茶で、
その年の最初に生育した茶葉を摘み取ったもので、
摘み取った順版で分類しています。
高級なものは、もちろん一番茶になります。
緑茶のカテキンパワーに注目!
緑茶が健康に良いということは、
皆さんご存知だと思います。
緑茶が健康に良い理由は、
緑茶に含まれているカテキンという成分のおかげです。
2010年に行われた健康寿命調査では、
静岡県は男性で全国2位、
女性で全国1位に輝いています。
この理由として、緑茶の生産地として知られる静岡県は
緑茶の消費量も多く、緑茶のカテキン効果によって、
健康寿命が長くなったのではないかと考えられています。
カテキンの効果には、動脈硬化の予防、糖尿病の予防、
抗酸化作用によるがん予防などがあります。
これらの予防効果により、
日本人の死因の多くを占めるがんや心臓病、
脳卒中にかかりにくくなります。
また、カテキンには殺菌作用がありますので、
インフルエンザや風邪の予防にも効果がありますし、
体脂肪燃焼効果もありますので、
ダイエットにも効果的です。
健康には二番茶?
一番茶、二番茶、三番茶、秋冬番茶の中で、
最も好まれるのは一番茶(新茶)です。
やはり、「初物」、「旬もの」ですし、
一番茶は爽やかな香りと旨み、
甘みが他のお茶よりもあるからです。
でも、もし健康のために飲むのであれば、
二番茶をおすすめします。
その理由は、
一番茶よりもカテキンの含有量が多いからです。
カテキンの効能は、上記でご説明したとおりです。
二番茶は、
一番茶よりも日光に当たっている時間が長いためです。
カテキンは、
茶葉が日光に当たることによって作られていますので
二番茶以降のほうがカテキン量が多いんです。
一番茶のカテキン量は12~14%なのに対し、
二番茶のカテキン量は14~15%と増加します。
しかも、二番茶は一番茶よりも価格が安いので、
価格を気にすることなく、
健康に良い緑茶をたくさん飲めますよね。
健康のためには、
カテキンを1日1g摂ると効果的といわれています。
緑茶だと1日10杯程度飲む必要があり、
ちょっと大変かもしれませんが、
いつもより濃い目のお茶にしたり、
煮出して飲むとカテキンの含有量はアップします。
カテキンをたくさん含んだ二番茶を飲んで、
健康増進を目指しましょう。