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子供に多い「あせも」。あせもの症状と対策について知りましょう。




子供にあせもが多い理由

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気温が上がってくると、皮膚トラブルが増えてきます。

夏の皮膚トラブルの代表格といえば「あせも」です。

子供の頃、あせもになったという人も
多いのではないでしょうか?

でも、大人になるとあせもにならない、
もしくは症状があまりひどくないことが多いですよね。

なぜ、子供はあせもになりやすいのでしょうか?

あせもの原因は「汗」です。

汗は汗腺から出てきますが、
大人と子供の汗腺の数は変わらないんです。

でも、大人と子供の身体の面積は、
大きく違いますよね。

つまり、子供の汗腺は密集していて、
面積に対して大量の汗をかくことになり、
皮膚が汗の刺激を受けやすいということです。

また、子供は大人のように
自分で汗を拭くことができませんよね。

10歳以上の子供であれば、
自分で汗を拭くこともできますが、
乳幼児は自分で汗を拭くことができません。

さらに、大人の皮膚に比べて
子供の皮膚は薄いのでバリア機能が弱く、
外部からの刺激を受けやすいので、
あせもになりやすいのです。

あせもの症状

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あせもは主に2種類に分けられます。

1つ目は、白いあせもです。

白いあせもは、
白くてやや透明感のある小さな水泡ができますが、
痒みは痛みは伴いません。

たくさん汗をかいた後は日焼け後にできやすく、
皮膚を清潔に保ち、スキンケアをしていれば、
自然に治ってしまいます。

もう1つが、赤いあせもです。

通常あせもというと、この赤いあせもを
思い浮かべるかとしれません。

赤いあせもは、赤いプツプツがたくさんできて、
痒みや痛みを伴い、場合によっては
ジュクジュクとただれたようになってしまいます。

この赤いあせもができてしまったら、
放っておくと掻きこわして、
さらに悪化してしまいますし、
痒みを我慢することは大きなストレスになりますので、
市販薬を使ったり、
皮膚科を受診したほうが良いでしょう。

あせも対策は?

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あせもは、とにかくできないように
予防することが大切です。

あせも予防は、
汗をかいたらこまめに拭くようにすること、
肌を清潔に保つことが有効です。

夏は帰宅したら、すぐにシャワーを浴びる習慣を
つけると良いでしょう。

このほかに、子供の場合は、通気性の良い服を選ぶ、
屋内では室温と湿度をこまめにチェックする、
小学生だったら汗を自分でこまめに拭くように伝える、
乳幼児は汗をかいていないか
大人が確認するなどの対策が必要です。

また乳児の場合は、オムツを頻繁に交換して、
蒸れを防ぎましょう。

暑い夏を快適に過ごすためにも、
早めにあせも対策は実践していきたいですね。





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2014年4月21日 | カテゴリー:子供の病気・健康 皮膚

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