花粉症で肌荒れも?花粉症の症状やそれを緩和させる意外な食べ物を知りましょう。
花粉症の症状が出る理由
花粉症は、鼻水や鼻づまり、くしゃみ、
眼のかゆみなどの症状が出ます。
なぜ、花粉症になると、このような症状が出るんでしょうか?
それは、身体の免疫機能が
花粉を異物とみなして過剰に攻撃をするからです。
花粉が体内に侵入すると、免疫機能は花粉を排除しようとして、
過剰に攻撃を開始します。
そうすると、花粉の侵入経路である眼や鼻、
喉に症状が現れるんです。
花粉を体外に出そうして、鼻水やくしゃみが出るようになりますし、
免疫機能の攻撃で炎症反応が起きて、
ヒスタミンが分泌されることで、
鼻づまりや眼のかゆみ起こります。
花粉症は、免疫機能が身体を守ってくれるために起こるのですが、
それがちょっと過剰になりすぎているために、
花粉症の症状が起こるんですね。
花粉は肌荒れも起こす!
花粉症の症状が出るのは、
眼や鼻や喉など花粉に触れやすい場所です。
でも、花粉に触れやすいのは、眼や鼻、
喉だけではありませんよね。
肌も花粉に触れています。
いくらマスクやメガネをかけていても、
顔全体を隠せるわけではありませんから。
花粉症の季節になると、肌荒れがひどくなる、
肌が赤く腫れてしまうという人は、花粉が原因かもしれません。
花粉が肌に張り付くと、肌にストレスを与えて、
炎症を起こすことがあるんです。
特に、皮膚が薄いまぶたや口の周りは
炎症が起こりやすいので注意が必要です。
下着などを外に干していると、
同様の理由で皮膚の炎症を起こす可能性があります。
洗濯物を外に干していると、
花粉が付いて、それが肌に触れるからです。
花粉で肌荒れを起こす人、思い当たるような症状がある人は、
花粉が飛ぶ季節は洗濯物は部屋干しにしたほうが良いかもしれません。
花粉症に効く意外なもの
花粉症対策のために、免疫力を上げようと
ヨーグルトを毎日食べている人も多いと思いますが、
そのヨーグルトにみかんの皮を入れると、
さらに効果が高まるという研究結果があります。
愛媛大学の研究によると、
花粉症患者の被験者にすりつぶしたみかんの皮を混ぜたヨーグルトを
1日1回2週間続けて食べてもらったところ、
摂取前と摂取2週間後では、
眼のかゆみなどの自覚症状が著しく緩和されたとのことです。
これは、ヨーグルトのβラクトグロブリンと
みかんの皮のノビレチンという成分の相乗効果で、
ヒスタミンの分泌を抑制したためではないかとしています。
ヨーグルトとみかんの皮なら、すぐに用意できますよね。
食べ終わったみかんの皮を良く洗って、
すり潰したりすり下ろして、
ヨーグルトに混ぜると食べやすいのではないでしょうか。
ヨーグルトとみかんの皮という組み合わせはちょっと意外ですが、
花粉症に悩んでいる人は今日から試してみてはいかがですか?