肩こりには重大な病気が潜んでいるかも?肩こりの原因について知りましょう。
肩こりの原因=デスクワークや疲労
肩こりに悩んでいる人は多いですよね。
肩こりの原因は何か知っていますか?
肩こりの原因の中で最も多いものはデスクワークなどで
肩へ過度な負担をかけていることです。
デスクワークや勉強をしていると、
肩の筋肉が長時間動きませんし、
気づかないうちに肩に力が入れている場合がありますので、
肩に負担がかかります。
肩の筋肉を動かさなければ、血行が悪くなります。
そうすると、老廃物がドンドン溜まっていって、
肩こりが起こってしまうんです。
肩こりの原因=冷え性
肩こりの原因の2つ目は冷え性です。
冷え性になると、血行が悪くなりますよね。
そうすると、
デスクワークでの肩へ負担をかけているのと同じように、
肩の老廃物が溜まっていきますので、
肩こりが起こりやすくなります。
ただ、デスクワークや冷え性での肩こりは
心配する必要はありません。
肩こりが重大な病気のサインではないからです。
こまめにストレッチをしたり、入浴で身体を温めることで、
血行を改善すれば、肩こりは緩和されます。
また、マッサージをして
老廃物を体外へ排出するように促すことも有効です。
肩こりの原因=うつ
たかが肩こりと思っていても、
実は肩こりが重大な病気のサインであることもあります。
肩こりが症状として現れる病気の1つはうつ病です。
ストレッチや入浴、マッサージでも肩こりが治らない場合は、
うつ病の可能性があります。
うつ病の症状には倦怠感がありますが、
倦怠感と一緒に肩こりや頭痛の症状が出ることが多いんです。
うつ病の初期段階は、なかなか自分では気づきにくいものです。
肩こりに悩んでいて、ストレッチ等でも改善されない場合は、
うつ病の可能性を疑ってみると良いかもしれません。
肩こりに潜む様々な病気
肩こりが症状に表れる病気は、うつ病だけではありません。
心臓疾患や肺がんでも肩こりの症状が表れます。
心筋梗塞や狭心症が起こると放散痛と言って、
心臓周囲以外の部位である肩や背中に痛みが起こることがあります。
心筋梗塞を起こしているのに、
症状の特徴である強い胸痛が現れずに、
放散痛だけが起こることもあるんです。
もし、左肩だけ肩こりが続いているという場合は、
心筋梗塞や狭心症の可能性があります。
また、肺がんでも肩こりが起こります。
特に、肺の上部(肺尖部)に初期のがんができると、
肩に疲労やコリを感じることがあるんです。
このほか、高血圧や胃潰瘍、
糖尿病などでも肩こりが現れることがありますので、
たかが肩こりと思うと危険です。
ストレッチなどでも改善せずに、長く慢性的な肩こりが続く場合は、
一度医療機関を受診して、
病気が潜んでいないか検査した方が良いでしょう。