寝つきが悪いなら、夕食と寝る前の飲み物を工夫してみましょう！

寝付けない日の対処法

「なんだか寝付けない」、
「今日は目が冴えている」という日が続くことがありますよね。

そういう時、あなたはどういう対処法をしていますか？

寝る前にリラックスタイムを作る、湯船にゆっくり入る、
部屋の照明を落とすなどの対処法を
実践している人も多いと思います。

これらの対処法をやっても、なかなか寝付けない、
最近眠りが浅いなどの悩みがある人は、
夕食と寝る前の食べ物や飲み物を工夫すると、
グッスリ眠れるようになるかもしれません。

夕食はチーズや肉類、大豆製品を食べよう

ぐっすり眠るための食生活の工夫、まずは夕食です。

ぐっすり眠るためには夕食にチーズや肉類、
大豆製品を積極的に食べるようにしましょう。

チーズや大豆製品に共通している栄養素は、
トリプトファンというアミノ酸です。

トリプトファンは、セロトニンの原料となるんです。

セロトニンはリラックスや精神安定のためのホルモンで、
セロトニンが増えれば、脳がリラックスした状態になるため、
寝つきが良くなるのです。

またセロトニンは、
メラトニンというホルモンの分泌促進に役立つのです。

メラトニンは、夜に分泌量が増えて、
眠りへといざなう作用があるホルモンですので、
睡眠の質を高めるためには欠かすことができないホルモンなんです。

トリプトファンはセロトニンを増やし、
セロトニンが増えればリラックスできて寝つきが良くなる。

そして、セロトニンは睡眠ホルモンのメラトニンの分泌を促します。

そのため、ぐっすり眠るためには
トリプトファンを多く含む食品をとることが大切なんです。

トリプトファンはアミノ酸ですから、タンパク質を豊富に含んだ食品、
つまりチーズや肉類、大豆製品に多く含まれています。

夕食は、タンパク質中心にすると良いでしょう。

ホットミルクやハーブティーを飲んで

寝る前に何か飲み物を飲もうと思ったら、
ホットミルクやホットのハーブティーを飲みましょう。

温かい飲み物を飲むと、体が温まりますよね。

眠る前に体を温めることは、
ぐっすり眠るためにはとても重要なことなんです。

睡眠中は体温が下がります。

体温が下がると、深い睡眠を取ることができるのですが、
体温をストンと下げるためには、
体を温めておく必要があるんです。

そのため、グッスリ寝るためには
寝る前に温かい飲み物を飲みましょう。

温かい飲み物といえば、
ホットコーヒーや温かい緑茶を思い浮かべると思いますが、
コーヒーや緑茶は覚醒作用があるカフェインが含まれていますので、
寝る前にはオススメできません。

ぐっすり眠るためには、
トリプトファンが含まれているホットミルクや
リラックス効果があるカモミールや
ラベンダーのハーブティーを飲むと良いでしょう。

なかなか寝付けないと悩んでいるあなたは、
夕食と寝る前の飲み物を工夫すれば、
ぐっすり眠れるようになるかもしれません。

今日から夕食にはチーズや大豆製品を食べ、
寝る前にはホットミルクやハーブティーを飲んでみませんか？