うどんと蕎麦、どちらを食べる?うどんと蕎麦のそれぞれのメリットを知りましょう。
風邪を引いたらうどんを
日本古来からある麺類と言えば、うどんと蕎麦ですよね。
うどんも蕎麦もどちらも好きという人は多いと思います。
「今日は、うどんと蕎麦のどちらを食べようかな?」
と迷った経験を持っている人もいるのではないでしょうか?
うどんと蕎麦は、目的によって食べ分けると良いですよ!
まずはうどんからです。
うどんはどんな時に食べると良いのでしょうか?
うどんは、風邪を引いた時や
胃腸が疲れている時に食べるようにしましょう。
なぜなら、うどんは蕎麦に比べて消化しやすく、
胃腸に負担をかけないからです。
風邪や疲労で弱っている胃腸には、
食物繊維がたくさん含まれていて、
消化に時間のかかる蕎麦はあまり適していません。
下手をすれば、さらに症状を悪化させてしまうでしょう。
ですから、
風邪を引いた時や胃腸が疲れている時はうどんを選びましょう。
胃腸に負担をかけたくない時は、
いつも以上にやわらかく煮込むと、さらに消化が良くなりますよ!
血圧を下げたいなら蕎麦を!
では、蕎麦はどんな時に食べると良いでしょう?
蕎麦は、血圧が気になる人におすすめなんです。
なぜなら、蕎麦にはルチンという栄養素が
たっぷり含まれているからです。
ルチンとはポリフェノールのことですが、
ルチンはポリフェノールの中でも
血管の弾力性を上げてくれる作用があるのです。
血管の弾力性が上がれば、血管壁への圧力が分散されますので、
高血圧を予防することができるのです。
このほかにも、ルチンは
アンチエイジングや生活習慣病予防などにも役立ちますよ!
もし、高血圧予防目的で蕎麦を食べるなら、
韃靼そばをおすすめします。
韃靼そばは独特の苦味がありますが、
ルチンの含有量が通常の蕎麦の120倍も含まれているんです。
さらに、ルチンは水溶性ですので、ゆでるとお湯の中に溶け出します。
そのため、ルチンを効率よく取るためには、
を飲むようにすると良いでしょう。
トッピングには要注意!
うどんは風邪を引いた時、蕎麦は血圧が気になる時におすすめです。
つまり、上手に食べ分ければ、うどんも蕎麦も健康に良いんです。
うどんは1食分378kcal 、蕎麦は1食分329kcalとヘルシーですし。
でも、1つ注意しなければいけないことがあります。
それは、うどんや蕎麦を食べる時のトッピングです。
風邪を引いている時に天ぷらをトッピングしてしまうと、
天ぷらの油分で、胃腸に負担をかけてしまいます。
また、カロリーも大幅アップしますよね。
また、うどんや蕎麦と一緒に
おにぎりや稲荷ずしを食べる人がいますが、
炭水化物ばかりのメニューになりますので、
健康を考えると止めておいたほうが良いでしょう。
うどんも蕎麦もヘルシーで健康に良い麺類ですが、
トッピングや付け合せは、野菜などの低カロリーで
栄養豊富なものを選んでくださいね。