チョコレートで糖尿病予防!?ただ・・食べすぎには要注意です。
チョコレートは健康に良い食べ物
チョコレートは甘くて
虫歯や肥満の原因になると言われてきましたが、
近年の研究で健康に良い食べ物であることが
わかってきましたよね。
チョコレートが健康に良いとされる理由は、
カカオポリフェノールです。
チョコレートの原料はカカオですが、
カカオには抗酸化作用のあるポリフェノールが
含まれているんです。
カカオポリフェノールは、
悪玉コレステロールが血管壁に沈着するのを抑制しますので、
動脈硬化を防ぐことができます。
さらに、体内の活性酸素を除去しますので、
がん予防にもつながります。
また、カカオには食物繊維が豊富に含まれていますので、
腸内環境を改善し、
便秘の改善や大腸がん予防をすることもできます。
さらに、カカオはミネラル分も豊富なんです。
カカオにはカルシウムやマグネシウム、銅、鉄、リンなどの
健康には欠かすことができないミネラル分が含まれています。
ポリフェノールと食物繊維、ミネラル分があるから、
チョコレートは健康に良い食べ物なんですね。
チョコレートで糖尿病予防?
チョコレートは抗酸化作用があるといっても、
チョコレートを食べると血糖値が上がるから、
糖尿病が心配という人もいますよね。
糖尿病を指摘されている人、または糖尿病予備軍の人は、
いくら健康に良いといっても
チョコレートを食べることを躊躇してしまいますよね。
でも、大丈夫なんです!
実はチョコレートには糖尿病予防の効果があるんですよ。
実はカカオはGI値が低いんです。
ですから、カカオ成分が多いブラックチョコレートを食べれば、
血糖値は上がりにくく、上昇は穏やかになりますので、
糖尿病予防になるんです。
ブラックチョコレートのGI値は22です。
パンなどの炭水化物は90前後ですから、
ブラックチョコレートのGI値がいかに低いかがわかりますよね。
ただ、糖尿病予防に良いのは
カカオ成分が多いブラックチョコレートです。
ミルクチョコレートのGI値は90ありますので、
糖尿病予防どころか糖尿病を悪化させますので、
必ずブラックチョコレートを食べるようにしてくださいね。
食べすぎには注意して
カカオ成分の多いブラックチョコレートであれば、
糖尿病予防になりますし、抗酸化作用もありますので、
チョコレートはぜひとも食べたい食品です。
ただ、食べ過ぎには気をつけましょう。
いくらブラックチョコレートが健康に良いといっても、
糖分は含まれています。
GI値が低くても、
たくさん食べてしまえば意味がありませんよね。
また、カカオにはカフェインが含まれています。
ブラックチョコレートの場合、
板チョコ1枚に40㎎程度のカフェインが含まれていますので、
健康に良いからといって食べ過ぎてしまうと、
夜に眠れなくなったり、
慢性カフェイン中毒になってしまうこともあるんです。
チョコレートは健康に良いですが、
健康のためにチョコレートを食べるなら、
カカオ成分の多いブラックチョコレートを
1日1/2枚程度にしておくと良いでしょう。