体の不調を整えるお灸を今日から気軽に始めてみよう!主な効果をご紹介!
お灸って何?
お灸は、約3000年前に中国で始まった
東洋医学に基づく伝統的な医療で、
奈良時代から平安時代にかけて
中国から仏教と共に日本に伝わったとされています。
伝統的なお灸はもぐさを皮膚に当てて、
点火してその温熱効果で
皮膚やつぼを刺激することで治療を行います。
もぐさとは、ヨモギの葉の裏の繊毛を精製したものです。
ヨモギは健康や美容に良い植物で、
ヨーロッパではハーブとして用いられています。
ヨモギにはビタミンやミネラル、食物繊維、
クロロフィルが豊富に含まれていますし、
消炎効果や止血作用があるとされています。
そのヨモギから作られたもぐさをお灸として使用することで、
驚くような健康効果を得ることができるのです。
お灸の健康効果
お灸をすると、
具体的にどんな健康効果が得られるのでしょうか?
お灸の効果は大きく3つに分けられます。
1つ目は体の不調を治す効果です。
お灸は体を温めつつ、体のつぼを熱で刺激しますので、
体の不調を治すことができるのです。
具体的には肩こりや首のこり、
腰痛、冷え性、下痢、便秘、腹痛、生理不順、
自律神経失調症などです。
これらの悩みは、
「今すぐ病院に駆け込むほどの悩みではないけど、
何とかしたい」というものですよね。
これらの悩みを抱えている人は、
お灸をすると改善できるかもしれません。
2つ目のお灸の効果は免疫力アップです。
お灸は点火してその温熱効果で血行を促進し、体を温めるんです。
体を温めると、免疫機能がアップしますので、
風邪やインフルエンザ等の感染症にかかりにくくなりますし、
感染したとしても、軽症で済むことが多いんです。
3つ目はリラックス効果です。
体を温めると、副交感神経が活発になりますので、
脳も体もリラックスすることができます。
リラックスできれば、体の疲れを癒すことができますよね。
お灸を自宅で行う時の注意点
お灸は医師や灸師の免許を持った人しかできませんが、
自宅で自分に行うのはOKです。
最近は、アロマの香りがするようなおしゃれなものや、
火を使わなくても使えるお灸が出ていますので、
自宅で手軽にお灸をすることができるんですよ!
お灸を行う時の注意点は、
火傷をしないようにすることです。
お灸は熱いのを我慢して行わないと
効果がないと思っている人もいますが、
そんなことはありません。
熱いと思ったら、すぐに止めてOKです。
温かい、心地よいくらいの温度が、
もっともお灸の効果を得ることができるのです。
熱いのに我慢していたら、
皮膚が火傷しますので、気をつけてください。
また、お灸は寝る前に行うと良いですよ!
寝る前にお灸を行うと、体が温まりますし、
リラックスできますので、ぐっすり眠ることができるんです。
体の不調が気になる人、お灸に興味がある人は、
今日から自宅でお灸を始めてみませんか?