健康に良い小豆。小豆の栄養素はあずき水で手軽に摂りましょう!
小豆の栄養素
あんこの原料となる小豆は、あんこやお汁粉のイメージが強いので、
ヘルシーというイメージではなく、
太りやすい食品というイメージを持っている人が多いと思います。
でも小豆はとてもヘルシーで健康に良い食品なんですよ!
小豆には健康に良い成分がたくさん含まれているんです。
小豆にはマグネシウムやカリウム、サポニン、
アントシアニン、ポリフェノール、ビタミンB1、
ビタミンB2、ビタミンEなどが含まれています。
どれも健康に良い栄養素ですが、
カリウムはむくみを予防してくれますし、
サポニンは脂質や糖質の吸収を抑えてくれます。
アントシアニンやポリフェノールにはアンチエイジング効果が、
小豆は健康に良いだけでなく、
美容にも嬉しい効果が詰まっている食品なのです。
あずき水だと簡単に栄養を取れる!
でも、いくら小豆が健康に良い食品で、
栄養がたっぷり詰まっているとは言っても、
小豆をたくさん食べることはできませんよね。
そんな場合は、あずき水を作って飲むと、
小豆の栄養素を簡単に摂ることができるんです。
あずき水には、小豆の栄養素が溶け出していますので、
先ほどご紹介したマグネシウムやカリウム、サポニン、
アントシアニン、ポリフェノール、
ビタミンB1などを摂取することができます。
あずき水は、カロリーがほとんどありませんので、
たくさん飲んでもカロリーオーバーになる心配はありませんので、
安心なんです。
あずき水は、小豆を鍋て30分ほど
グツグツ煮た煮汁を冷ませば出来上がりです。
じっくりと煮だすことで、
小豆に外の皮に含まれているポリフェノールが溶け出しますので、
時間をかけて煮るようにしましょう。
もし、面倒な人は一度沸騰させた後に
保温調理器や保温性の高い水筒に入れて、
一晩おいておくと良いですよ。
あずき水は少し苦みがありますので、
気になる人は煮る前にフライパンなどで
軽く乾煎りしておくと良いでしょう。
残りの小豆も活用して
あずき水だと小豆の栄養を簡単に摂取することができますが、
残った小豆にも栄養はまだまだ残っていますので、
無駄にせずに食べたいものです。
ゆであずきからあんこを作っても良いのですが、
糖分が気になりますし、面倒ですから、
ゆであずきをそのままサラダに入れたり、
ご飯に混ぜたり、ヨーグルトに混ぜたりして食べると良いですよ。
小豆にはご紹介した栄養素だけでなく、
食物繊維も豊富に含まれています。
食物繊維は、あずき水には溶け出しませんので、
残った小豆を小分けに食べることで、
無駄なく健康になることができるんです。
小豆のパワーを最大限に活かすためにも、あずき水を飲んで、
さらに残った小豆も少しずつ食べるようにしましょう。