増えている主婦のキッチンドランカー!夫のストレスに酒を飲まずにはいられない!?
主婦の70%は、自宅で一人酒を飲む
酒が男の専売特許だったのは、すでに昔の話です。
現在では、女子会プランを打ち出して、
女性客を呼び寄せている居酒屋が繁盛しています。
総合情報サイトのオールアバウト株式会社は、
主婦向けウェブサービス「暮らしのAll about」において、
女性ユーザー767人にアンケートを取り、
興味深いデータを出しています。
それによると、
家庭に入って主婦になってからも、お酒をたしなむ女性は、
全体の70%にも上っている事が分かりました。
週に1回以上、自宅で飲む主婦は60%
「女が酒を飲んで何が悪いの?」
と言われば、それまでの話なのですが、
主婦の70%がお酒をたしなむというのは、
ちょっと多いような気がしませんか?
そればかりではなく、週に1回以上、
自宅でお酒を飲む女性は60%にも上っています。
その理由としては、
「気兼ねしなくてもいい」
「少量だけ楽しみたい」
というような意見が見られたそうです。
長引く不況の影響で、
男性サラリーマンの家飲み化も随分と浸透しましたが、
それは、主婦においても同じなんですね。
ここまでは、当たり障りのない事を書いてきましたが、
問題はここからです!
主婦の70%がひとりハッピーアワーを楽しんでいる
この主婦のお酒も気晴らしであればいいのですが、
少し気になるデータもあります。
それは、一人で家飲みをすると答えた主婦の中で、
よく一人で家飲みをすると答えた人が32%でした。
さらに、この人たちに、
「家飲みに夫へのストレスがあるか?」と聞いた所、
一人飲みをしないと答えた主婦よりも、
一人飲みをすると答えた主婦は、
夫にストレスを感じていると答えた割合が20%増加しました。
これで考えると、主婦の一人飲みは、
もちろん気晴らしという部分もありますが、
そのうっぷんの元が旦那様という事です。
世の旦那様方、
このデータ、少し耳の痛い話ではないでしょうか?
また、一人家飲みをしている主婦に、
その理由を聞いた所、解放感が得られるからと回答しています。
日本でも増えている主婦のキッチンドランカー
「主婦だって気晴らしが必要なんだから、別にいいんじゃないの?」
確かにそれはそうです。
しかし、アルコールが憂さを晴らすアイテムとして使用されると、
キッチンドランカーという病気に陥ってしまいます。
キッチンドランカーとはアメリカで生まれた言葉で、
台所に立っていた主婦がお酒の味を覚えて
依存症に陥ってしまう症状です。
実は女性はホルモンの関係で、男性以上に
アルコール依存症になりやすいという傾向があります。
キッチンドランカーのきっかけは心理的な要因が大きい
ただ、女性のアルコール依存症は陥りやすい分、
男性程に深い所まで落ちないと言われています。
しかし、それだけ女性のアルコール依存症は、
症状が出やすいとも指摘されています。
それに、女性のアルコール依存症は、
心理的な要因が大きいそうです。
生活の不満、夫への不満、
それがお酒に逃げる要因を作ります。
一度、アルコール依存症になってしまうと、
自分の力で、そこから抜けだす事は不可能です。
もし、あなたの奥さまの行動に不可解な所が出てきたら、
もしかしたらアルコール依存症の傾向があるのかも知れません。
胎児にも影響するアルコールの恐怖
女性の場合は、少なくとも妊娠中は、
アルコールは絶対控えなければなりません。
妊娠中の飲酒は、胎児の発育障害や、
奇形をもたらす可能性が多いからです。
決して、女のくせにとか、生意気だ、
という意味で言っているのではありません。
お酒は適量であれば、精神を開放的にして、
心を陽気にし、人生を楽しくしてくれます。
ですが、一歩間違えれば、お酒の力に依存してしまい、
お酒に振りまわされる人生を送る事にもなるのです。
適度な距離感を保ち、楽しくお酒を飲みましょうね。