長寿の秘密は「まごわやさしい」?健康に良い食材を知りましょう。
まごわやさしい食事の効能
日本は世界でもトップクラスの長寿国です。
日本人が長寿である理由には、医療レベルが高く、
国民全員が一定レベル以上の医療を受けられることもありますが、
何より食生活が日本人が長寿であることに
大きく関係していると言われています。
伝統的な日本料理に使われる食材には、
生活習慣病の予防や中性脂肪・悪玉コレステロールを低下させること
老化防止、皮膚や粘膜の抵抗力をアップさせる、
疲労を回復させる、骨を丈夫にするなど
長寿には欠かせない効能があるんです。
でも、そのような長寿に欠かせない食材って何だろう?
と疑問に思いますよね。
また、そういう食材を教えてもらっても
なかなか覚えられないという人もいるでしょう。
そういう人にオススメの覚え方が「まごわやさしい」です。
「まごわやさしい」は食品研究家で
医学博士の吉村裕之氏が提唱しているもので、
「まごわやさしい」はそれぞれ長寿には欠かせない
健康的な食材の頭文字なんです。
「まごわ」の食材
「まごわやさしい」の食材をそれぞれ紹介していきます。
まずは、最初の1文字目「ま」からです。
「ま」は豆類の頭文字です。
豆類の中で最も日本人に身近な豆は、大豆ですよね。
大豆は畑のお肉とも言われるほど
良質なたんぱく質を豊富に含んでいます。
また、ビタミンや食物繊維も豊富ですし、
大豆イソフラボンや大豆サポニンなど
健康に良い成分も含まれています。
大豆だけでなく、
大豆製品である豆腐や納豆も積極的に食べましょう。
次に「ご」です。
「ご」はゴマやナッツ類の頭文字です。
ゴマやナッツ類には老化防止や生活習慣病の予防に効果のある
抗酸化成分がたっぷり含まれています。
また、ナッツ類の脂質は不飽和脂肪酸ですので、
健康に良く、善玉コレステロールを増やし、
悪玉コレステロールを減らしてくれます。
「わ」はわかめの頭文字です。
つまり海藻類ですね。
海藻類はローカロリーで
食物繊維やビタミン・ミネラル類が豊富なんです。
「やさしい」の食材
「や」は野菜の頭文字です。
野菜類はビタミンやミネラル、食物繊維の宝庫ですが、
特に緑黄色野菜にはビタミンAが豊富に含まれています。
ビタミンAは皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあるんです。
また、βカロテンなどのファイトケミカルも豊富ですので、
抗酸化作用も期待することができます。
「さ」は魚類です。
魚類はたんぱく質やミネラルが豊富です。
さらに、肉類にはないEPAやDHAなど血液をサラサラにしたり、
脳を活性化させる成分も含まれています。
「し」はしいたけ、つまりきのこ類です。
きのこ類はカロリーがほとんどなく、食物繊維が豊富ですし、
骨を丈夫にするビタミンDを含んでいます。
また、最近話題の「菌活」にも欠かせない食材ですね。
「い」はイモ類です。
イモ類はビタミンCと食物繊維が豊富な炭水化物です。
「まごわやさしい」、とても覚えやすい言葉ですよね。
この言葉の頭文字の食材をとれば、
長寿に一歩近づくというわけです。
今日から「まごわやさしい」の食生活を始めてみませんか?