寝すぎて頭が痛いのはなぜ?寝すぎることで起こる頭痛の原因3つ!
寝すぎて頭が痛いのは、リラックスしすぎたから
休日に寝だめをしようと
いつもよりも長時間睡眠を取って起きたとき、
なんだか頭が痛い、頭痛がするという経験はありませんか?
たっぷりの睡眠を取ることは健康に良いことのはずなのに、
なぜ寝すぎると、頭が痛くなるのでしょうか?
寝すぎて頭が痛くなる原因には3つあるんです。
まず1つ目の原因はリラックスしすぎたことです。
寝ている時は、脳が休んで体がリラックスした状態ですよね。
リラックスしているということは、
自律神経の副交感神経が優位になっています。
グッスリ長時間寝ていると、
副交感神経がいつも以上に優位になるんです。
副交感神経は、
血管を広げて血圧を下げる作用がありますので、
寝ている時は脳の血管も広がるんです。
寝すぎることで、脳の血管が通常の睡眠時よりも広がると、
周囲の脳神経を圧迫することになります。
神経が圧迫されれば、痛みが起こりますよね。
そのため、寝すぎると血管が広がるので、頭痛が起こるんです。
寝すぎて頭が痛いのは首や肩が凝ったから
寝すぎることで頭痛が起こるのは、
リラックスしすぎて脳の血管が広がるからだけではありません。
首や肩の血管が収縮することでも、頭痛が起こります。
通常は、寝ている時はリラックスしていますので、
血管が広がるのですが、時々あまりにも熟睡しすぎて、
寝返りすらほとんど打たなくて、
起きた後に肩や首の凝りを感じたことはありませんか?
また、ちょっと無理な姿勢で寝ていた場合も
肩や首の凝りを感じますよね。
これは、肩や首の筋肉を動かさなかったり、
無理な姿勢でいたことで、
筋肉が緊張し、血管が収縮したことが原因です。
筋肉が緊張して血管が収縮すると、
血流が悪くなり、老廃物が溜まります。
そうすると、肩や首の凝りを感じますが、
肩や首が凝ると頭痛も起こりますよね。
また、肩や首周囲の血管が収縮すると、
その上部にある脳の老廃物も溜まりやすくなりますので、
そのことでも頭痛が起こりやすい状況を作っているんです。
寝すぎて頭が痛いのは脱水傾向だから
寝すぎたことで頭が痛くなる原因の3つ目は、
脱水傾向になったためです。
寝ている間は、想像以上に汗をかいています。
睡眠中の汗の量は
コップ1杯分(200ml)にもなると言われているんです。
もし、夏にアルコールを飲んだ後、
いつも以上に長時間寝てしまったら、
汗の量はコップ1杯分では済まないでしょうし、
アルコールを飲んでいるため元々脱水傾向で、
汗をかくことでそれに拍車をかけている状態です。
起きたときには、
予想以上に体の水分が足りていない状況なんです。
脱水症状の1つに頭痛があります。
脱水で血液がドロドロになって血流が悪くなれば、
頭が痛くなるのも納得ですよね。
寝すぎて頭が痛い原因には、この3つがあります。
今の頭痛が3つの原因のうちの
どれに当てはまるのかわからないという場合は、
3つの原因の中では脱水が一番危険ですから、
とりあえず水分補給をするようにしましょう。